静岡県裾野市の高村市長とウーブン・シティを建設しているウーブン・プラネット・ホールディングスのジェームス・カフナー氏が出席し、地域住民らに対する説明会が行われました。

カフナーCEO まず日本語で挨拶

5日夜、裾野市役所で行われた説明会には、建設中のウーブンシティの近隣住民や高校生市民の代表15人が参加、高村謙二市長とウーブン・プラネット・ホールディングスのジェームス・カフナーCEOの説明に耳を傾けました。

ジェームス・カフナーCEO:「日本語)きょうは集まっていただきありがとう。プレゼンは英語でやります。よろしくお願いします」

ウーブン・シティには3種類の道路

自動車メーカー・トヨタが計画する未来都市「ウーブン・シティ」。自動運転の電気自動車が街中を走り、家の中にはロボットの姿があります。街には「自動運転専用の道路」「歩行者と低速車両の道路」「歩行者専用の道路」という3種類の「道路」が編み込まれたように交差して造られる予定です。

建設予定地は、裾野市のトヨタ自動車東日本の「東富士工場」の跡地で、敷地面積はおよそ70万平方メートル。世界中から集まった研究者や一般住民が生活をし、最終的には2000人以上が暮らすことになる計画です。

周辺地域の整備計画は…

説明会では、高村市長とカフナーCEOからウーブン・シティの周辺地域の整備計画について話されました。

裾野市
高村謙二市長:「ウーブン・シティ周辺等の整備及び地域との融合、最寄り駅となるJR岩波駅周辺地区の街づくりを短期的計画として掲げ、従来の移動手段に加えて小型のモビリティなど新しい技術をウーブン・シティと連携しながら、岩波周辺の拠点性の向上を図って将来的には北部地域の発展につなげたい」

ジェームス・カフナーCEO :「私たちは住民の方と協力したい。都市の再生を図り、この地域の発展に貢献したい。岩波駅の周辺整備事業をサポートしたい」

カフナーCEOは、こう述べた上で「自動運転の電気自動車など、新たな乗り物をJR岩波駅周辺に導入する」などと説明しました。

また2月に行われた地鎮祭以降の工事の進捗状況について、現在は土地の造成工事や基礎工事が進められていて、来年からは建屋造りが始まり、2〜3年後には第一期のオープンになる予定などと説明がありました。

住民からの質問にCEOは…

説明の後、住民からは様々な質問が。

住民代表男性:「ウーブン・シティが出来ることによって、国内外から多くの人たちが来られると予想されますが、交通渋滞や治安の問題など地元の住民・高齢者にとって住みにくい街にならないのか?」

カフナーCEO:「明らかなのは『人中心』と言っているので、安全安心、地域社会の治安も含めて考えないといけない。裾野市と協力としながら、考えられる課題に対応したい」

カフナーCEOは「地域住民との交流の場を提供いただきありがたい。今後も裾野市と一緒に歩みを進め、裾野市のためのウーブン・シティを作っていきたい」などと話しました。