気象庁は、17日から同じ地域に長時間に渡って大雨をもたらす「線状降水帯」の情報をリアルタイムで発信します。専門家はこの情報はかなり厳しい状況を伝えるものと指摘します。

これはおととし8月28日の静岡県内の雨雲の様子です。激しい雨が降っている赤い部分が細く線のようになっているのが分かります。これが線状降水帯です。積乱雲が次々に発生し、数時間に渡って大雨が降り、災害の危険度が高まります。この時も県内では1日に100ミリを越える雨量を記録したところもあり、三島では1時間に22ミリの強い雨を観測。竜巻も発生。多くの住宅で被害も出ました。

全国でこうした災害が増えていることから、気象庁は17日から
「顕著な大雨に関する情報」として、線状降水帯の発生や動きなどをリアルタイムで発信することにしました。

この新たな情報発信について専門家は…。

静岡大学防災総合センター 牛山素行教授:「今回の線状降水帯の定義からいうと、もしこの情報が出たら相当厳しい状況になっているので、この情報を待って何かしようという計画は適切ではない。災害に結びつくような大雨になっているということを、さらに背中押しをするような補強するような情報。そこから先どうすればいいのかは、一概には言えない。平時のうちに1人1人がどうしたらいいのか考えておくことが重要」

発信された情報は気象庁のホームページで見られるほか、テレビなどでも情報発信します。