上達を阻む7つの悪いクセ
【2】アーリーリリース

力む割には飛ばないのは角速度が使えていないからです。

左手の縦コックによってバックスイングで、左右の手とクラブに約90度の角度ができますが、この角度が切り返し直後にほどけてしまう現象をアーリーリリースと言います。

アーリーリリースはスイングを壊してしまう諸悪の根源。手首のリリースによるクラブヘッドの加速、すなわち「角速度」を発生させることができないので飛距離が出ないだけでなく、クラブが外から入るなどさまざまなミスの原因となります。

なぜアーリーリリースが発生するかというと、早めにクラブフェースをスクエアに戻したいという意識が働くから、という理由が大きいと思います。

また、手首の角度を保ったまま下ろすとクラブヘッドが視界に入らないので、その不安から早めにリリースを行って、クラブヘッドを視界に収めるというメカニズムも働きます。

【書誌情報】
『100を切れない7つの理由・10の上達法 劇的に上手くなるスイングの作り方』
著者:阿河徹

なかなか上手くならないアマチュアゴルファーのスイングには、致命的な欠陥がある。そこで本書では、アマチュアのスイングの悪いクセを7つを解説。さらに、著者が「スイングの設計図」と呼ぶ、正しいスイングの動きをイラストでわかりやすく紹介する。そして、その基本の動きが身につき、上達に役立つ10のスイング・ドリルも公開する。スイングに悩んでいる人をはじめ、これからスイングを学ぶ人、基本を再度見直したい人も活用できる一冊である。