本塁打王と打点王の2冠獲り目指す村上宗隆

10月8日に神宮球場で行われた阪神タイガース戦に、「4番・三塁」で先発出場した村上宗隆は、4打数3安打1打点と先制のタイムリーヒットを放ち、ヤクルトスワローズのマジック点灯に大きく貢献した。

初回、2アウト1塁のチャンスの場面で打席に立った村上宗隆は、阪神タイガース先発の高橋遙人の2球目140キロのカットボールをフルスイングで捉え、右中間を破るタイムリーツーベースヒットを放ち、先制点をもぎ取ると、4回先頭打者で打席に立つと、再び高橋遙人の2球目ストレートをライトへ運び、2試合ぶりのマルチヒットを記録し、8回2アウト1塁の場面で、阪神タイガース3番手・小林慶祐の4球目135キロのフォークをセンターへツーベースヒットを放ち、21試合ぶりの猛打賞を記録した。

先制のタイムリーヒットが決勝点となった村上宗隆は、奥川に先取点を取ってあげたかったので取れて良かったと、奥川恭伸の9勝目を喜んだ。

先制のタイムリーヒットを放ち、今シーズン105打点目を挙げた村上宗隆は、前回ヤクルトが優勝した2015年に打点王に輝いた畠山和洋の球団日本人選手最多に並んだ。

さらに、打点王争い首位を走る岡本和真に1打点差と迫り、38本塁打で並ぶ本塁打王争いと共に、一気に2冠獲得へもうチャージを見せている。

本塁打王と打点王の2冠獲得が現実味を帯びる村上宗隆が今シーズン打撃好調の要因は、シーズン中でも理想を追いかけ続け、改善を繰り返しているバッティングフォームだ。

村上宗隆が理想とするバッティングは、大谷翔平のインパクト時に左足より少し下がる右足の動きだという。

大谷翔平のホームランのリプレイをなんとなく見ていると全く気づかないような右足の若干の動きが本塁打量産のカギだと村上宗隆は明かしている。

インパクト時に右足を若干の下げることができると、インコースに差し込まれたボールでもうまく捉えられ、普通ならホームランにできないボールもホームランにできるというのだ。

このバッティングを大谷翔平はできているからメジャーでホームランを量産していると村上宗隆は分析し、自分のバッティングにも取り入れ、今シーズン38本塁打とホームランを量産している。

しかし、村上宗隆が大谷翔平の右足をインパクト時に下げるバッティングを理想的に実践できたのは、わずか数試合で、まだまだ改良の余地があるようだ。

村上宗隆が大谷翔平から学んだバッティングで本塁打王と打点王の2冠獲りをかっさらうのか注目だ。