リラックスをもたらすセロトニンの効果

一般的に、交感神経とは緊張状態や興奮状態があるときに優位になる神経です。リラックスした状態ではなく、緊張しストレスを感じている状態を言います。何か活動をしていて、気持ちが高まり心拍数が上がり、血圧を上昇させます。

相反する副交感神経は、心身がリラックスしている状態になっているときに優位になります。ストレスも感じずに休んでいる状態だと思ってください。睡眠中などは副交感神経が優位になっています。

自律神経は、交感神経と副交感神経を人間の活動に合わせて上手くコントロールしています。ただし、現代はストレス社会であり、交感神経が優位になる時間が長いです。自分でリラックスしようと考えれば考えるほど緊張状態を作り出してしまうこともあります。

じつは、ストレスに対して効能がある脳内物質があります。神経伝達物質の「セロトニン」という物質です。セロトニンは、メンタル面を安定させ、平常心を持てるように整えてくれます。最近では「幸せホルモン物質」とも言われています。他にも、頭の回転を良くしたり、判断、決断力を高めるなど、脳を活発に働かせてくれるのです。

セロトニンは、体内で自然に作られるもので、セロトニンの分泌が良くなれば、自律神経をリラックスさせることに手助けをしてくれます。女性ホルモンにも連動していますので、女性特有の頭痛などの問題を解消してくれるものでもあります。

出典:『一流が実践する人生を変える呼吸法』著/宮﨑裕樹