ポートフォリオはあなたの投資の羅針盤

ポートフォリオとは、どの資産にどういう割合でどう投資するか配分することです。私たちの年金を運用するGPIFは、『GPIFの基本ポートフォリオ』図のように日本の債券と株式、外国(先進国)の債券と株式に4分の1ずつの配分を基本ポートフォリオとしています。日本債券とは、日本国内の国や地方自治体などが日本国内で円建てで発行する債券で、国債、地方債、社債などがあります。


外国債券とは、発行する機関・団体、発行地、通貨のいずれかが外国の債券のことです。一般には、米ドルやユーロといった外貨建ての債券が知られています。ポートフォリオについては、『GPIFの基本ポートフォリオ』の図をマネしてもかまいませんが、リスクをとっても大きなリターンをねらいたい人は、株式の比率を増やしたり、株式だけでポートフォリオを組むのもいいでしょう。株式投資も積み立て投資で行なうことができます。株式だけでポートフォリオを組む場合でも、日本の株式だけといった集中的な投資はリスクが高いので、最低でも先進国株と分散します。

新興国株を加えれば、より分散効果が期待できます。逆に、リスクを抑えたい人や、途中経過で含み損が大きくなるのが不安という人は、債券の配分を増やしたり、REITにも分散すると、変動幅が多少はゆるやかになることが期待できます。この場合も、日本だけではなく、地域も分散しましょう。

【出典】『ほったらかしで3000万円貯める! お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ) 日本文芸社刊

監修者プロフィール
明治大学在学中より、雑誌の編集に携わり、卒業後にフリーランスの雑誌記者として独立。1988 年より女性誌、マネー誌にて、お金の記事を執筆。1999年にファイナンシャルプランナー資格取得。2010年にファイナンシャルプランナー坂本綾子事務所を設立し、執筆に加えて、家計相談やセミナー講師も行なう。2012 年よりフォスター・フォーラム(良質な金融商品を育てる会)の活動に参加、消費者教育を担当。近著に『年収200 万円の私でも心おだやかに毎日暮らせるお金の貯め方を教えてください!』(SB クリエイティブ)、『まだ間に合う! 50 歳からのお金の基本』(エムディエヌコーポレーション)、『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』(朝日新聞出版)などがある。