モデルケースで比べてみる積み立て投資のツボ

典型的なポートフォリオを三つ紹介します。いずれもみた目はシンプルですが、そのシンプルさのなかに、投資する人それぞれのねらいや思い、投資のツボといったものが込められています。そんなことを考えながら、みていきましょう。

モデルケース❸ シンプルさを重視し、1本でバランス型か、全世界の株式に

むずかしいことは考えず、とにかくシンプルに投資をしたい人なら、1本で分散投資が可能なバランス型投信か、リスクがとれる人ならあえて債券には投資せず、1本で全世界の株式に投資できる投資信託を活用しましょう。

ネット証券4社では、iDeCo口座で日本の株式と債券、先進国の株と債券という基本の4資産に分散投資する商品は、SBI証券のみが扱っています。

また、8資産均等型であれば松井証券とSBI証券、マネックス証券で扱いがあります。

8資産均等型とは、基本の4資産に新興国の株と債券、日本と海外のREITの8つの資産に均等に分散投資する商品です。

つみたてNISAで積極的に増やしていきたいなら、債券には投資せず、1本で全世界の株式に分散投資できる商品がおすすめです。


【出典】『ほったらかしで3000万円貯める! お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ) 日本文芸社刊

監修者プロフィール
明治大学在学中より、雑誌の編集に携わり、卒業後にフリーランスの雑誌記者として独立。1988 年より女性誌、マネー誌にて、お金の記事を執筆。1999年にファイナンシャルプランナー資格取得。2010年にファイナンシャルプランナー坂本綾子事務所を設立し、執筆に加えて、家計相談やセミナー講師も行なう。2012 年よりフォスター・フォーラム(良質な金融商品を育てる会)の活動に参加、消費者教育を担当。近著に『年収200 万円の私でも心おだやかに毎日暮らせるお金の貯め方を教えてください!』(SB クリエイティブ)、『まだ間に合う! 50 歳からのお金の基本』(エムディエヌコーポレーション)、『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』(朝日新聞出版)などがある。