ダラダラ飲み会は翌日の仕事の質を落とす

退社時間のあとには、飲み会や接待が待っていることもあります。

お酒が入りますが、だからといって、時間管理のことを忘れてはなりません。

飲み会や接待の時間管理のポイントは、逆算することです。すべてを次の日の起床時間からさかのぼって組み立てていくのです。

まず、飲み会の次の日であっても、いつもどおりきちんと5時や6時に起き、充実した朝の時間を持たなければなりません。

そのためには、前の晩は23時、遅くとも0時には寝る必要があります。

ということは、お開きの時間は、22時が理想です。

そう考えると、飲み会の開始時間は遅くとも19時ということになります。

19時から始めるには、18時すぎには会社を出なければなりません。それをあらかじめ決めておけば、おのずと「今日は絶対に残業してはならない」と意識することになり、朝から集中して仕事をすることになります。場合によっては、昼休みを少し削ってもいいでしょう。

このようにして、大きな目的のために、逆算しながら小さな事柄で少しずつ調整していくのです。

「お酒は22時まで」と決めておくと、長い時間飲むことがないから、飲み過ぎて二日酔いになることがありません。だから、健康にはとてもいいのです。

そして、ダラダラと飲まないから、会話も楽しく有意義なものになることが多いのです。

一番やってはならないのは、酔って記憶もないのに、会話を延々と続けるような飲み会です。

【出典】『面白いほど役に立つ 図解 超一流の時間力』
著者:安田 正  日本文芸社刊

執筆者プロフィール
安田 正(やすだ ただし) 株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役。早稲田大学グローバルエデュケーションセンター客員教授。英語のほか、ロジカル・コミュニケーション、プレゼンテーション、対人対応トレーニング、交渉術などのビジネス・コミュニケーションの領域で、上場企業、官公庁を中心に1700の会社、団体でのセミナー講師、コンサルタントとしての指導実績を持つ。また東京大学、京都大学、一橋大学でも教鞭を執る。