グリップですべてが決まる!

◆グリップですべてが決まる!
 私のレッスンでは、主に〝静止している部分〟すなわち〝グリップ〟や〝アドレス〟を重要視し、徹底して直します。

ほとんどのアマチュアゴルファーが抱えている問題点は、スイングよりも、この静止している部分にあります。

特にグリップ。グリップがよければすべてのことがうまくいく、と言っても過言ではありません。

クラブの握り方を改善するだけで99%のアマチュアゴルファーのスコアが伸びると私は考えています。なぜなら、グリップがよくなれば、そこから始まる動作もおのずとよくなるからです。

◆グリップはパズル
では、どのような握り方をすればあなたのスコアが伸びるのか……。残念ながら、それは私にはわかりません。

グリップの握り方は10人いれば10通りあります。あなたに最適なグリップの握り方は、あなたが自分で探り当てなければなりません。自分でどんな握り方がしっくりくるのか、感じてもらうしかないのです。

不思議なことですが、グリップは右手と左手がぴたりと合うようになっています。

そう、グリップはパズルのようなものなのです。指の長さや太さ、手の厚さや関節のやわらかさは人それぞれです。

しかし、自分なりに探求していけば、両手がぴたりと合わさる握り方が必ず見つかります。

いろいろな方法を試しては自分に合っているかどうかをフィーリングで感じ取ることが大切です。

まさにピースとピースの接続点を重ね合わせるパズルのような作業です。

◆グリップ探しの旅をサポート!
ゴルファーは皆、強いこだわりを持っています。特に日本人の場合、こうしなければいけないという崇高な理想像があって、頑なにそこを目指しがちです。

しかし、スイングもグリップもすべてが理想どおりにはなりません。

「これはダメだ」とか「この位置で握らなくちゃいけない」とか「これはみんながダメと言っている握り方だからやめておこう」といった固定概念は、一度捨て去ってください。

さまざまなことを試してみて、ひとつずつ自分になにが合っているのか探していきましょう。

グリップ探しの旅に出て、どこを旅し、どの終着地にたどり着くのか、ということが大切です。

そのグリップ探しの旅をサポートするために、さまざまな理論や方法を詰め込みました。

いずれかの方法によって読者の皆さんが自分にとって最適なグリップを見つけ、スイングが良化し、これまで以上にゴルフがうまくいくようになったなら、このうえない喜びです。

出典:『グリップを直すだけでゴルフが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える』

【レッスンプロ情報】
●松吉信/ゴルフドクター
大学時、学生ゴルファーとして活動する一方、専属プロキャディーのパイオニアとして倉本昌弘プロの優勝に貢献。卒業後、プロキャディーを務めながら、プロゴルファーのマネジメント業にも取り組む。現在、プロ、アマを問わず確実に上達するための、常識を打ち破るレッスンを行っている。著書に『新しいアプローチの教科書』(日本文芸社)、『右手を直すだけでスイングが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える』『本能で!ゴルフ いまの貴方のままで「80」が切れる“新理論”』(いずれも東邦出版)などがある。