自律神経を整える運動が逆効果になることも

自律神経には、身体を活動モードにする「交感神経」と、休息モードにする「副交感神経」の2種類があります。状況に応じてどちらかが優位になり、身体の働きをコントロールしています。/p>

通常は、朝起きてから交感神経が優位になり、活動モードに切り替わります。そして、夜になると副交感神経が優位になり、休息モードに切り替わることで、眠りにつきやすくなります。ところが、何らかの理由で自律神経の働きが狂ってしまうと、夜になっても副交感神経が優位にならず、なかなか寝付けなくなってしまいます。

自律神経を整えるには運動が効果的です。また、運動は気分転換にもなるため、ストレスを軽減する効果も期待できます。運動をするとよく眠れるのは、肉体的疲労が理由ではなく、ストレスが軽減され、肉体的にも精神的にもリラックスできるからなのです。

ただし、運動は交感神経を活発にするため、夜運動をすると寝付けなくなってしまう人もいるので注意が必要です。もともと寝付きが悪い方はもちろん、こういった傾向がある方は、夜の運動は避け、朝から昼のうちに運動することをオススメします。

出典:『図解 中野ジェームズ修一のランニング教科書』