全国49地区 夏の大会データベース
【三重】

《2022年 センバツ結果》出場なし

●甲子園での戦い&夏の展望
混戦の主役に躍り出たのは名門・三重!2年連続の甲子園出場へ視界は良好

最近10年で6校が甲子園に出場していることからわかるように、代表が目まぐるしく替わり、毎年激しい上位争いが繰り広げられる三重県。そうした混戦の中、安定して上位に顔を出し、昨夏の代表だった三重が今年も主役だ。2年時からエースの上山颯太と189センチの大型野手・安池重暢を中心に戦力は他校より一枚上。加えて、谷公希や宇佐美貴也といった昨夏の甲子園ベンチ入りメンバーがいるのも心強い。春は津商に敗れてベスト8だったが、巻き返す力は十分に持っている。

対抗となるのが、春の県大会を制した津商。続く東海大会では、選抜に出場した大垣日大に延長の末に勝利してベスト4。突出した存在はいないものの、上位争いをするだけの総合力を持っている。昨夏からベスト4、準優勝、優勝と着実に成績を上げてきており、2015年以来の甲子園も狙える位置にいる。

候補をもう1校挙げるなら、春の準優勝校であり、最近は上位常連となっている津田学園。注目のスラッガー・神田剛志を軸にまとまっており、逆転のチャンスは十分だ。

東海イチの混戦地区ゆえ、ほかにも高い潜在能力を有する学校は数多い。特に春の上位校である菰野、白山、いなべ総合、宇治山田商あたりの戦いには注目したいところ。それから、海星のような古豪や、近年力をつけている皇學館などの新勢力も優勝を虎視眈々と狙っている。

全国49地区夏の甲子園DATABASE【東海編】

●強豪地区の威信をかけて巻き返しなるか!?
中京大中京、愛工大名電、常葉大菊川、県岐阜商など、強豪校が軒を連ねる同地区。各県ともにこれらの強豪校に拮抗する新興勢力が台頭しているのが特徴だが、全国制覇は2009年の中京大中京が最後。どの県も代表校は混戦模様だけに、ニューフィエスの誕生もありそう。

愛知一強時代は終焉し、地区内の実力は伯仲!

東海地区と言えば、全国2位となる夏の全国制覇8回を誇る愛知県が長らく牽引し、古豪と新興が甲子園を沸かせる強豪ブロックとして知られてきた。だが、夏の甲子園優勝は09年の中京大中京が最後となっており、直近5年のベスト8以上は、19年の中京(岐阜)の1回のみと苦戦が続いている。

また、春季東海大会は盟主の愛知県勢が共に初戦で敗退するなど、4県が実力伯仲の様相を呈している。同地区の中でいま一番勢いがあるのが静岡県。昨夏の代表校・静岡をはじめ、春季東海大会で初出場初優勝を飾った浜松開誠館や秋季東海大会で準優勝聖隷クリストファーなど、新興勢力の強さが目立つ。

相変わらず私学四強がしのぎを削る愛知県は、ドラフト候補が揃う享栄が久しぶりの代表校へと鼻息が荒い。岐阜県は大垣日大と中京の私立に、春季東海大会で準Vの岐阜第一と名門・県岐阜商の四強が中心で、どこが出てきてもおかしくない。他3県に劣勢だった三重県は、春季東海大会で津田学園と津商がベスト4進出と地力を付けてきた。

出典:『がっつり!甲子園2022』