海を守ることは、命と地球を守ること

お寿司の定番ネタとしてなじみ深いマグロが、一時は絶滅の可能性が高い「絶滅危惧種」に指定されていたのを知っていますか?魚をとっていい量を決める「漁獲可能量の制限」と違法漁業の取り締まりによって、多くのマグロは絶滅の危機を脱しましたが、ミナミマグロは現在も絶滅危惧種です。

ほかにも、地球上にいる100万種もの動植物が絶滅の危機にあるとも言われています。このまま海の環境が悪化していくと、お寿司屋さんからおなじみのネタが消え、スーパーの鮮魚コーナーがなくなる日が来るかもしれません。

海は生命の宝庫とも呼ばれ、私たちに豊かな恵みをもたらしてくれます。目には見えませんが、大量の二酸化炭素を吸収し、気候変動から人間を守る重要な存在でもあるのです。その海が、地球温暖化の進行や有害物質、ゴミによる汚染などによってピンチにおちいっています。

海の環境を守ることは、海の生き物や、漁業、人間を守るということです。私たちは海と陸を切り離して考えがちですが、人間の活動がどれくらい海に影響を与えているのか、この機会に考えてみましょう。

絶滅の危機に瀕している世界の野生生物リスト「レッドリスト」とは

絶滅の可能性がある野生生物のリストのことを「レッドリスト」といいます。絶滅の可能性が高い種は「絶滅危惧」に分類され、状況に応じてさらに細かくランク分けされています。日本では環境省が決める絶滅危惧種は3772種とされました(2020年)。

生物多様性は以下の3つの多様性があります。

生態系の多様性

→海、川、森林、里山などさまざまな自然の中で生物たちが暮らしている

種の多様性

→地球上にさまざまな種類の生物が存在する

遺伝子の多様性

→形・模様・生態などにバラエティがある

「親子で学ぶSDGs」はこんな方にオススメ!

・日本や世界で起こっていることに興味がある
・SDGs達成に向けた実際の取り組みが知りたい!
・自分自身が未来のためにできることはなにがあるのか?
・絶滅危惧種にはどんな動物がいるのか?

そう感じている方にはぜひ本書『親子で学ぶSDGs』を手に取っていただけたらと思います。

出典:『親子で学ぶSDGs』著/笹谷秀光