自分らしく生きたいと思っていても、むずかしいものです。人の心には「自分の気持ちはこれだ」と意識していることと、自覚することができない無意識があると考えられています。
また、成長の過程で大人たちから受ける教育や、社会のなかで学ぶ常識などが本来の自分の上におおいかぶさり、自分の本質や価値観が見えなくなることもあります。
心理学によって、表面化している自分を理解することはもちろん、無意識のなかに隠された本当の自分、価値観、深層心理などを引き出すことが可能になります。心理学は、本当の自分と出会うことで苦しさから解放され、人生を楽しむヒントを与えてくれるツールなのです。
もちろん、心理学は他人の心を理解することにも活用でき、よりよい人間関係、円満な家庭、強い組織の構築にも役立ちます。ポイントは、非言語コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション)です。人間は、言葉だけでなく、表情、しぐさ、行動でもメッセージを伝えようとし、それは無意識のうちにおこなわれています。
喜び、悲しみ、嫌悪、恐怖、驚きといった感情から生まれる表情はコントロールできない不ふ随ず い意い運動として表れます。それを読み解くことで他人の本心を知ることができるのです。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話』
『心理学の話』はこんな人におすすめ!・人間関係を円滑に進めたい
・苦手なあの人が何を考えているの知りたい
・好きな人を振り向かせたい etc….
以上の方には「図解 心理学の話」は大変おすすめな本です。
どうして、あの人はこんな行動をするの?どうして、思うままに動いてくれないの?
他人の本音を知りたい。そう思うことはありますよね。それらは心理学で解決できます。
心理学は、人の言動やその奥にある心理の働きを分析する学問です。心理学を知れば、顔や体の動きから相手の本音を読み取れますし、思うままに人を操ることもできます。つまり、気になる相手を振り向かせたり、商談相手にイエスと言わせたりすることも簡単ということ。
このように心理学を使えば、恋愛や仕事など他人とのコミュニケーションを円滑に進めることができるのです。本書は、イラストや図解をもとに、「そもそも心理学とは何か」という基本的なことから、日常生活やビジネス、恋愛など、さまざまなシーンで使えるテクニックをわかりやすく解説する、そんな一冊です!
この記事では日常生活で特に役に立ちそうな「相手にイエスと言わせる技術」について解説します。
仕事はもちろん私生活でも、相手にイエスと言ってほしい場面は多々あります。まず、イエスを引き出すためには、相手にとっていかによいもの、よいことであるかを伝えなければなりません。
その際にプラス面だけを伝えるのが「一面提示」です。相手にとっていいことだらけであれば、イエスと言われやすくなります。自分で物事を決めることが苦手な人にたいしては特に有効な手段といえます。
ただし、あとでマイナス面がわかったときに「だまされた」と思われる可能性も含みます。よい面も悪い面も提示して相手に選ばせる。これが「両面提示」です。
当然、よい面は強調し、悪い面は小さく伝えます。それでも相手は自分で考えたうえで選んだという納得感を得られやすく、また、両面を明かした相手に対して公平性や信頼を感じます。
「図解 心理学の話」と銘打っているだけあって、図解がふんだんに使われています。
右ページに文章、左ページに図解で解説という形で全頁が構成。
さくっと読めてしまうのに、しっかりとした専門家の知識を身につけることができるのが最大の魅力です!この「眠れなくなるほど面白い図解シリーズ」は250万部を突破している大ヒットシリーズです。
日々の生活の必須知識として家に置いておきたい一冊!春はいろいろな出会いがあり、新しい環境に身を置く人も多いでしょう。そして、よい人間関係のスタートを着る上で、心理学の知識は大いに役に立ちます。この一冊を読んで、コミュニケーションを深く知り、他者と良い関係を築きましょう。
人間関係を構築する上で必須の1冊!ぜひ『眠れなくなるほど面白い 心理学の話』をご一読ください!