肝臓に脂肪がたまった脂肪肝が原因かも!

臓は体の中で最も大きい臓器で、重さは体重の約2・5%、成人は1㎏以上にもなります。肝臓には、私たちの体に欠かせない重要な働きが主に3つあり、それが「栄養素の代謝」「胆汁の生成」有害物質の解毒・分解」です。まず、肝臓は食べ物に含まれる栄養素を変換して蓄える働きがあり、これを代謝といいます。例えば糖質なら、小腸で分解されたブドウ糖をグリコーゲンに合成して貯蔵。血中のブドウ糖が不足すると、再びもとの形に戻して放出します。

次に胆汁の生成ですが、胆汁は主に脂肪とたんぱく質を分解しやすくする働きがあります。常に肝臓の中で分泌しており、胆のうに蓄えられ濃縮。食事などの刺激で胆のうが収縮すると、胆汁が十二指腸に流れこみ、最終的に体内から排泄されます。

最後に、有害物質の解毒・分解。アルコールを例に挙げますと、吐き気や頭痛、動悸といった原因のもととなる有害物質のアセトアルデヒドに一度分解。さらに肝臓内にある酵素によって、無害な酢酸へと変換してくれるのです。

肝臓は細胞の再生能力も高く、病気になっても自覚症状が出にくいことから「沈黙の臓器」といわれています。したがって、症状が出てからでは遅く、早期発見が大切。特に肝臓の病気は脂肪肝から始まるといっても過言ではないので、肝臓に脂肪をため込まないよう心がけましょう。

肝臓は人体で最も大きい臓器【1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法】

『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』はこんな人におすすめ!

・無理なく痩せる方法を知りたい
・夏に向けてダイエットを始めたい
・脂肪肝について知りたい etc….

以上の方に、この本は大変おすすめです。

「そんなに食べていないのに、やせないんです」
そうおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。なぜなのでしょうか?それは、本当に正しい食生活をご存じないからです。間違った食べ物を間違った食べ方で食べていたら、当然、いくら頑張ってもやせません。そうこうするうちに、「一体どうしたらやせるの?」と切実な悩みとなり、果ては脂肪肝のような病へと発展します。本書では、1週間で「やせスイッチ」がオンになる、最強に「やせるプログラム」をお教えします。

プログラムはたったの5つ。歯を磨いて口の中をきれいにする。チョコレートを食べる。緑茶を飲む。糖質を一口分減らす。軽い運動をする。皆さんにとって、「続けやすく」かつ「効果が高い」方法を厳選しました。

こんなラクな方法なら容易に実行できそうですが、継続することは案外難しいのです。ですから、まずは1週間頑張ってみましょう。きっと、皆さんの体の中の「やせスイッチ」がオンになり、勝手にやせていく体が手に入るはずです。

日本人の約3人に1人が脂肪肝!?

この記事では痩せる上で特に大切な「脂肪肝」について解説します。

「脂肪肝」という言葉を耳にしたことはありますか? これは、肝臓に脂肪がたまって、フォアグラのようになってしまった状態を指します。健康診断や人間ドックなどで何となく言葉は知っていても、実際に危機感を抱いている人は少ないのではないでしょうか。でも、実際のところは日本人の約3人に1人、推定で約4000万の人が脂肪肝だといわれています。この脂肪肝こそが、やせられない原因になっているかもしれません。

脂肪肝はお酒の飲み過ぎ、いわゆるお酒好きの人がなる病気として知られていますが、実はお酒を全く飲まなくても脂肪肝にはなります。脂肪肝には2種類あり、「糖質のとり過ぎ」によっても脂肪肝になってしまうのです。なかでも日本人は、圧倒的にこのタイプが多いとされています。

やせられない原因は脂肪肝だった!

ところが、多くの人は無自覚に糖質をとり過ぎ、脂肪肝の状態で生活を送っています。この状態だと肝臓の機能がうまく働かず、ダイエットにとり組んでも脂肪を燃やす効果を十分に得られません。

なかなかやせられない……と感じたら、まずは脂肪肝の疑いがあるかを上記のチェックリストで確認してみましょう。3つ以上あてはまれば脂肪肝の可能性があります。脂肪肝とは、性別や年齢に関係なく、意外となりやすいものなのです。

日々の生活の必須知識として家に置いておきたい一冊!

さくっと読めてしまうのに、しっかりとした専門家の知識を身につけることができるのが本書の最大の魅力です!発売後すぐに重版がかかり多くの人にご愛読いただいている1冊です!

ダイエットを始める上で必須の1冊!ぜひ『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』をご一読ください!

出典:『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』著/栗原毅