⑤リバティアイランドの圧倒的人気が予想されるが?

いよいよ3歳牝馬にとって最大のレース「優駿牝馬(オークス)」が、今週の日曜日は東京競馬場で開催される。

果たして、どの馬が勝つのか。過去10年のデータから検証していく!!

1.キャリア

キャリア3戦から6戦を消化した馬のみしか勝てていない。その中でも4戦と6戦を消化した馬がトップの3勝を挙げ、3戦と5戦を消化した馬は2勝となっている。このキャリア以外の馬は、勝ち馬候補から外すべきであろう。

2.前走クラス

前走GⅠ競走を走った馬が7勝と圧倒しており、残りはOPクラスの2勝、GⅡクラスの1勝。条件クラスやGⅢクラスは成績が悪く合計でも2着1回、3着1回しか入っていない。そのため、この二つのクラスは勝ち馬候補からは、消えてしまう事になる。

3.レース別

レース別では、GⅠ桜花賞組がトップの7勝。続くのがOPクラスの忘れな草賞の2勝、フローラS組の1勝となっている。逆に言えば、この3競走以外を走って来た馬は、有無を言わさず勝ち馬候補から消すことが出来るデータである。

4.前走着順

前走を勝った馬が5勝とトップの成績を残している。これに続くのが3着だった馬の3勝で、残りは2着だった馬が1勝、二桁着順と大敗した馬の1勝となっている。基本は、3着以内の馬を狙うといいだろう。

5.枠番・馬番

枠で最多は2枠と5枠で、それぞれ3勝を挙げている。続くのが7枠で2勝、残りは1枠と8枠でそれぞれ1勝を挙げている。この結果から勝ち馬が出ていない枠は3枠、4枠、6枠の3つとなっている。

これを細かく馬番で見てみると、3着内すら入れていない「死の馬番」が存在する事が判明。それも4つと多く存在している。気になるその馬番だが、6番ゴールデンハインド、11番ミッキーゴージャス、12番ハーパー、15番エミューの4つ。

死の馬番に入ってしまった馬は、厳しいデータを突き付けられた格好になってしまった。

5つのデータが導き出す勝ち馬候補

1.キャリは3戦〜6戦以内の馬
2.前走、条件クラスorGⅢクラスを走った以外の馬
3.前走、桜花賞、忘れな草賞、フローラSを走った馬
4.前走3着内だった馬
5.枠の最多2枠か5枠に入り、死の馬番以外の馬

この5つのデータに合致した馬は2頭。その名は、⑨コナコースト、⑭ペリファーニアと桜花賞で2着、3着だった馬が該当した。

果たして、該当馬2頭は桜の女王⑤リバティアイランドを逆転出来るのか!?
発走は、5月21日 東京競馬場 11レース 15時40分予定。