典型的なポートフォリオを三つ紹介します。いずれもみた目はシンプルですが、そのシンプルさのなかに、投資する人それぞれのねらいや思い、投資のツボといったものが込められています。そんなことを考えながら、みていきましょう。
モデルケース❸ シンプルさを重視し、1本でバランス型か、全世界の株式にむずかしいことは考えず、とにかくシンプルに投資をしたい人なら、1本で分散投資が可能なバランス型投信か、リスクがとれる人ならあえて債券には投資せず、1本で全世界の株式に投資できる投資信託を活用しましょう。
ネット証券4社では、iDeCo口座で日本の株式と債券、先進国の株と債券という基本の4資産に分散投資する商品は、SBI証券のみが扱っています。
また、8資産均等型であれば松井証券とSBI証券、マネックス証券で扱いがあります。
8資産均等型とは、基本の4資産に新興国の株と債券、日本と海外のREITの8つの資産に均等に分散投資する商品です。
つみたてNISAで積極的に増やしていきたいなら、債券には投資せず、1本で全世界の株式に分散投資できる商品がおすすめです。

【出典】『ほったらかしで3000万円貯める! お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ) 日本文芸社刊
今や7人にひとりがNISAの口座を持っているといわれていますが、そもそもNISAとつみたてNISAの違いが分からず、どちらを始めるか悩む方も多いのではないでしょうか。
下のチェックボックスにチェックをいれて、自分にあう資産形成を確認しましょう。
□ 投資できる商品が多く、戦略の幅が広い
□ 投資商品は、国の基準を満たした投資運用向け
□ 投資先や投資のタイミングは自分で決めたい
□ 自動で投資してくれて手間がかからないものがいい
□ 投資先を考える時間を節約したい
□ まとまったお金を投資したい
□ 将来を見据えてじっくり投資したい
結果はマネーブックでチェック!
最近よく耳にするNISAやiDeCo。
でもどんなものなのか全く分からないし、商品を選んだり難しそうだから・・・・・・と感じている方も多いはず。
だけど、銀行にお金を預けているだけではなかなか増えないのが現実。
この小冊子では、NISAとiDeCoの仕組みをマンガでわかりやすく解説。
はじめて資産形成をする方や、資金計画の見直しをする方にもお役立ていただける一冊です。