積み立て投資を見直す必要はホントにないの?

長期・分散投資では「リバランス」が必要であるといわれます。リバランスとは、保有している資産の価格が変動することで、あらかじめ決めた資産配分が崩れてしまった場合に、もとに戻すことをいいます。たとえば、外国と日本の株式と債券を4分の1ずつ持
つと決めて積み立て投資を続けているとします。

長い間投資を続ける間に株式が大きく上昇し、債券はそれほど上昇していないと、同じ額を投資しているにもかかわらず、保有資産は外国株式と日本株式の保有割合が25%を超えてしまう場合があります。その場合、外国株式と日本株式の一部を売却し、外国債券と日本債券を追加で購入することで、資産配分を本来の割合に戻すのです。

リバランス例『ほったらかしで3000万円貯める! お金と投資の超入門』
年に1回のリバランスにはこだわらない

リバランスは高くなっている資産の一部を利益確定して、安い資産を追加購入することになり、長期でみれば運用成果を向上させる効果があるといわれています。年に1回程度は保有資産を見直してリバランスをすることが推奨されることが多いようです。ただし、リバランスには落とし穴もあります。つみたてNISAの場合は、一度売却してしまうとその非課税枠は使えなくなるので、せっかく20年の非課税期間があるのに有効活用できません。

ですから、原則は売却をともなうリバランスはするべきではありません。やるとしたら、これから積み立てていくぶんの配分を変えることで、割合を調整していきます。一方、iDeCo口座では売買は自由なので、リバランスをしても特に不利になることはありません。年に1回程度、お盆休みとかGWなどといった時期を決めてトライするのもいいでしょう。売却できないつみたてNISAをほったらかしにする代わりに、つみたてNISA口座のぶんも含めて自分のポートフォリオをみながら割合を計算し、リバランスを行なうのもよいでしょう。

この場合に重要なのは、感情を入れず機械にでもなったつもりで淡々と行なうことです。リバランスは、グングン上昇している対象を売り、下落している対象を買う作業になるので、実際にやってみると案外むずかしいもの。「もっと上がりそうなのに、売らなきゃいけないの?」「下がり続けている資産を買っても大丈夫?」そんな迷いが生じがちなのです。しかも、大きな資産額ならともかく、数十万円や数百万円のポートフォリオをチマチマ調整しても、パフォーマンス改善効果など、たかが知れています。

〝機械〞になりきれずに、「この銘柄は、今が買いどきよね!」などと変な売買をしてしまうぐらいなら、何もしないほうがマシであることも多いのです。リバランスにこだわる必要はありません。あなたがどうしても迷いがちになるタイプなら、最初からバランス型投信を購入しておきましょう。そうすれば投資信託内で自動でリバランスされるので、アレコレと考える必要がなくなります。

【出典】『ほったらかしで3000万円貯める! お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ) 日本文芸社刊

結局、一般NISA・つみたてNISAどっちがいいの? チェックリストで自分に合う投資を確認!

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