歳を超えると、自然妊娠が難しくなる

思春期を迎えた女性は脳の視し 床下部にある下か 垂体から「性腺刺激ホルモン」が分泌され、これを受けて卵巣から女性ホルモンが出て胸が膨らみ、卵巣や子宮などの生殖器が発達するなどさまざまな体の変化が現れます。だいたい10〜14歳くらいで卵巣から卵子が出る「排卵」が起こり、「月経」が始まります。

女性の月経周期(生理周期)には多少の個人差がありますが、およそ25日〜38日以内が正常とされています。月経が始まると、卵子は脳下垂体から分泌される「卵胞刺激ホルモン」の刺激を受けて月に1回排卵が起きて妊娠・出産が可能になります。

女性が排卵するのは卵子を育てる卵胞に蓄えられた中でいちばん成熟した卵子で、月に1個、生涯を通してもせいぜい400〜500個といわれます。それらの卵子はすでに胎児のときに卵胞に蓄えられ、生まれてくるときは約200万個くらいあったのですが、思春期の頃には20〜30万個に減り、さらに思春期以降は月におよそ1000個ずつ減るといわれ、閉経時にはゼロへと近づきます。そして、45〜55歳くらいになると閉経を迎えます。

閉経の平均的な閉経年齢は50〜51歳くらいですが、月経があれば妊娠できるというわけではありません。閉経の10年ほど前から排卵がほぼなくなるため、自然な妊娠ができるのは41〜42歳くらいまでといわれています。 20代前半から30代前半が、妊娠・出産にもっとも適している時期といえるでしょう。日本産婦人科学会によると35歳以上の初産婦を「高齢出産」と定義しています。35歳を過ぎてくると卵巣の機能の低下や女性ホルモンの減少などに伴って、健康な卵子がつくられにくくなり、体にさまざまな影響が出て妊娠・出産が難しくなるためです。

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脳は重くてシワの数が多いほど頭がいいのか?

生物の体には不思議なポイントが沢山あります。そして特に最も神秘的なカラダの部位と言えば人間の脳です。まずは、人体の脳における不思議について解説しましょう。

動物と脳の関係を比較すると、一般に小動物ほど体重の割に脳が重く、逆に大型動物ほど軽いことがわかります。動物の脳と体重の間には、「脳の重量は体重の0.75乗に比例する」という規則性があり、これを「スケーリング」といいます。ただし、この動物界の普遍的な規則にあてはまらない動物がいます。それがヒトです。ヒトは、動物の中では例外的に大きな脳を持っているのです。

また、ヒトの場合、アインシュタインの脳が1230グラムと一般的な成人男性の脳(1350〜1500グラム)よりも小さかったことから、脳の大きさと頭のよさは関係ない、ともいわれます。しかし、カリフォルニア大学の「脳の大きさと知能指数(IQ)の関係」の研究では、わずかながら脳の大きな人ほどIQが高く、とくに「大脳皮質」の「前頭前野」と「後側頭葉」の皮質が厚い人のIQが高いという結果が発表されました。

天才は生まれつきではない、幼少期がポイント

ところが、さらに研究を進めると、皮質が厚くてもIQが高くない人がいることもわかりました。このことから「IQの高さは皮質の厚さより、脳が幼少期にどれだけ成長したかが重要」といわれてきました。この説を裏づけるように、IQが120以上の人の脳は、7〜9歳頃の幼少期にはむしろ平均よりも皮質が薄く、その後13歳まで肥大化し、厚みを増し続けていたとされ、幼少期の教育熱は高まりそうです。

しかし、一方でIQはあらゆる知能を網羅した数値ではなく、万能性がないことも把握する必要がありそうです。昔からよく「脳みそのシワが多いほど頭がいい」といわれます。しかし、脳のシワは胎児のときに大脳が形成される過程でつくられ、生まれたときにはすでにできあがっているため、成長してどんなに勉強してもシワの数は増えないそうです。

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