戦力外通告選手の現在地

大物の移籍、現役引退、セカンドキャリア…

野球に限らずプロの世界はとても厳しい。そして、単純明快で非情だ。結果を出せば破格の年俸を手にできるが、そうでなければ容赦なく戦力構想から外れてしまう。昨季はコロナ禍も影響してか、戦力外通告を受けた選手は例年より多く、外国人を含めるとその数はおおよそ150人。年が明けてプロ野球界は新戦力や自主トレなどの話題でもちきりになっているが、その陰で戦力外通告を受けた選手達の多くは去就がはっきりしていない。

例年にない厳冬なのか、昨オフに戦力外通告を受けたおおよそ150人。気になるあの選手達の今を追う。

プロ野球選手からYoutuberへ

戦力外になった選手達の進路先として時代性を表しているのがユーチューバーだ。学研が小学生向けに行った「将来つきたい職業」の男子小学生の第1位がユーチューバー。かつて子どもたちから圧倒的な人気を誇っていたのがプロ野球選手だったが、今やプロ野球選手がユーチューバーになる時代である。球界トップのチャンネル登録者数を誇るのがダルビッシュ有(54万人)。元ロッテの里崎智也(41万人)、元横浜の高木豊(24万人)のチャンネルも好評だ。

Youtuberへ転身した上田剛史

もはや引退後のユーチューバーはひとつのトレンドなのだろう。ヤクルトで代走や守備固めとして活躍した上田剛史もこの道を選んだ。昨季はスーパーサブとして働いてきた自負があり、自身が予想していなかった戦力外通告に絶句した上田剛史だが、これまでSNSを通じた応援の恩返しにと現在はYouTubeチャンネルで元気な姿を見せている。

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