戦力外通告選手の現在地

大物の移籍、現役引退、セカンドキャリア…

野球に限らずプロの世界はとても厳しい。そして、単純明快で非情だ。結果を出せば破格の年俸を手にできるが、そうでなければ容赦なく戦力構想から外れてしまう。昨季はコロナ禍も影響してか、戦力外通告を受けた選手は例年より多く、外国人を含めるとその数はおおよそ150人。年が明けてプロ野球界は新戦力や自主トレなどの話題でもちきりになっているが、その陰で戦力外通告を受けた選手達の多くは去就がはっきりしていない。

例年にない厳冬なのか、昨オフに戦力外通告を受けたおおよそ150人。気になるあの選手達の今を追う。

引退選手の7割以上が現場スタッフの道を選ぶ

格闘家やユーチューバーなど、セカンドキャリアの間口が広がる一方で、野球関係に進むのがやはり王道だ。監督、コーチ、スコアラーなど7割以上が現場スタッフの道を選ぶ。

細川亨は「火の国サラマンダーズ」の初代監督に

投手の特長を生かすリードと強肩で西武→ソフトバンク→楽天→ロッテを渡り歩いた「優勝請負人」こと細川亨。豊富な経験を伝えながら選手の特性を引き出し若手の信頼が厚いが、近年はプレイヤーとして出場する機会が減っていた。その細川亨は新しく立ち上がる九州独立プロ野球リーグ「火の国サラマンダーズ」の初代監督に就任した。過去、5度の日本一を経験した「優勝請負人」は、「一人でも多くの選手をNPBに送り出したい」と意気込みを語り、6度目の優勝を見据える。

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