巨人若手打線が奮起

2月25日に巨人は中日ドラゴンズとの練習試合に若手と主力を融合した現状のベストオーダーで臨み、対外試合初の「カジサカマル」打線がスタメンに名を連ねた。

投げては、DeNAベイスターズからFA移籍した井納翔一が先発でマウンドに上がり、3回1安打無失点の好投を見せた。

移籍後初の対外試合で直球を主体に9アウト中6アウトをゴロで奪った井納翔一は、「ゴロアウトは僕の中でベスト。年齢も年齢(34歳)なので、球数少なく、イニングを投げることができたら一番」と自身の調子の良さを伺わせた。

打っては、井納翔一と同様にDeNAベイスターズからFA移籍した梶谷隆幸が「1番・右翼」で先発出場し、初回にライト線へのツーベースヒットを放つなどマルチ安打の好発進を切った。

レフト前ヒットを放った5回には直後に2番の坂本勇人も二塁打を放ち、「カジサカ」の新1、2番コンビの破壊力を見せつけた。

ピンチを3者三振で切り抜けた戸根千明

井納翔一、高橋優貴に続き、3番手で8回にマウンドに上がった戸根千明。

先頭打者の岡林勇希にレフト前ヒットで出塁されると、続く京田陽太の一ゴロを秋広優人が後逸し、得点圏に走者を置いた。

しかし、無死二、三塁のピンチにも関わらず、高松渡、阿部寿樹を2者連続の空振り三振に打ち取ると、三ツ俣大樹はストレートの四球で2死満塁となるも、井領雅貴を空振り三振に打ち取り、絶体絶命のピンチを切り抜けた。

無死二、三塁のピンチをマッスル体形の豪快な投げっぷりに加え、原監督に課題として挙げられていたスライダーを駆使して空振りを誘うなど配球面でも工夫し、3つの空振り三振で脱出した戸根千明に対し、原監督は「動物的に投げる人に人間味というか、心技体全て使いながら投げている。エイヤー投法がエイヤーじゃなかった」と高く評価していた。

開幕1軍へ向け、新人・秋広優人の失策をカバーする見事な投球を披露し、アピールに成功した。