今季初勝利を掴んだサンチェス

4月13日に東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの一戦に、今シーズン初勝利を目指し、マウンドに上がったサンチェスは与四球5とコントロールに苦しみながらも、試合が進むにつれ、最速151キロのストレートとカットボール中心によりエンジンがかかり始めると、テンポよく中日打線を打ち取り、ヒットを一本も許さず、7回1/3を無安打1失点の好投で今季初白星を手にした。

1点リードで迎えた2回に先頭打者の福田永将に死球、A・マルティネスに四球を与え、出塁を許すと、その後1アウト1、3塁で平田良介の二ゴロ間に同点に追いつかれるも、終盤に差し掛かった7回には、A・マルティネス、阿部寿樹、平田良介から三者連続の空振り三振を奪う圧巻投球を披露し、中日打線にヒットを一本も許さず、リリーフ陣にマウンドを託した。

今シーズン3戦目にして待望の今季初白星を手にしたサンチェスは「いい状態で投げられました。球を低めに集めることを意識して、それができていた。最終的に戦う気持ちがすべて。戦う気持ちをずっと持ってマウンドに立っていた」。と初勝利に掛けていた思いを語った。

今季初勝利を掴んだサンチェスに対し、原監督は「非常にボールも走っていましたし、やや無駄な四球はあったかなというところはありましたけど、いいピッチングだったと思います」。と高く評価した。

移籍後初ホームランとなる決勝弾を放った広岡大志

「7番・1塁」で5試合ぶりに先発出場した広岡大志が、移籍後初ホームランとなる決勝弾を放ち、巨人の勝利に大きく貢献した。

1、2打席目は中途半端な打撃で内野ゴロに倒れた広岡大志だったが、同点で迎えた7回、2アウト走者なしの場面で中日ドラゴンズ先発の大野雄大の4球目146キロのストレートを振り抜き、移籍後初本塁打となる値千金の勝ち越し1号ソロホームランをスタンドへ運んだ。

移籍後初ホームランを放った広岡大志は「追い込まれていたので塁に出てつなげることを考えていましたが最高の結果になってくれました。いい場面で(移籍後)初本塁打を打つことができて本当に良かったです」。と移籍後初ホームランが決勝弾となったことを喜んだ。

広岡大志が見せた3打席目の変化に原監督は「非常にいいものが出ましたね。外野も内野もいろいろ守れるのも貴重だし長打力も魅力。近々未来、ジャイアンツの主力選手になれる可能性を強く持っている選手だから」。とさらなる活躍に期待を寄せた。