皆さんの職場では、メンバーのポテンシャルを引き出しチーム力を高めるためにどんな工夫をしていますか?とくにリーダーともなると、こうした課題に悩むことも多いかと思います。今回の無料メルマガ『起業教育のススメ〜子供たちに起業スピリッツを!』では著者の石丸智信さんが、職場でも家庭でも学級経営でも使える、チームマネジメントに欠かせない「4つのチェック項目」を紹介しています。

チームマネジメントのチェック

以前、将来リーダーとなる若手社員などが集った研修を聴講する機会がありました。この研修では主に、チームマネジメントについて講義、演習を通じて学ぶ、という内容でした。その中で、若手リーダーに求められる「高め合う仕組みづくり」についての講義がありました。このテーマでは、受講者が、自職場において、「チームマネジメントができているか」ということで、チェック項目が挙げられていました。

本号では、そのチェック項目について取り上げていきたいと思います。きっと、貴方も、職場においてチームを率いている方もいらっしゃると思いますし、家庭をひとつのチームと捉えることもできると思いますので、チェック項目をご自身の立場からチェックしていただき、何か参考になる点がありましたら、嬉しく思います。

研修の中で挙げられていたチェック項目は、大きく4つに分かれていました。「ゴールを共有」「寄り添う」「仕掛ける」「考える」の4つです。そして、各項目のチェック内容についても4項目あります。

まず、「ゴールを共有」ですが、以下の4つになります。

いま何が問題なのかメンバーに理解させられる 目標と、その過程を理解させられる 意義や理由をしっかり伝えられる 成功した時のイメージを描いてもらえている

「寄り添う」は、次の4つの項目です。

自分の考えを色々な表現で伝えられる 端的に話せる メンバーの考えを聴き、受け入れることができる 自分の考えと違っても、柔軟に協議することができる

「仕掛ける」のチェック内容は、以下の4つです。

チームの状況を見て、自ら気づきを発信できる 他のメンバーに対し、アドバイスや協力ができる メンバーが意見を出しやすい様、聴きあいの場を作れる メンバーの個性に合わせ、励まし、元気づけられる

「考える」は、この4つのチェック項目です。

決められた時間に、やり遂げる方法を考えられる うまくいかなかった時に、他の方法に切り替えられる チームに合わせ、自分のやることを柔軟に改善できる 人ではなく物事に焦点をあて、考えられる

今回の研修では、受講者のみなさんが、まず個人でチェックし、その後、グループに分かれてお互いのチェックした数を集計して、グループとしてのチェック数を出していきました。

4〜5名のグループだったのですが、16項目の中で、まったくチェックされなかった項目があったり、例えば、「ゴールを共有」という項目の数が多かったりと、グループごとに特徴が出ていました。

この集計した後の講義では、グループの中でチェックがゼロだったところに着目し、その項目を今後のグループディスカッションの時に気をつけて欲しいというお話がありました。

そこで、今回ご紹介したチェック項目を、一度チェックしていただき、強みの部分、少し弱みの部分を把握していただき、強みの部分はさらに伸ばすなどの参考にしていただけたら、嬉しく思います。

また、子どもたちにとっては、このチェック項目は、理解するのに難しく感じる部分もあると思いますが、学級活動や係活動など、集団で何らかの活動をすることもあると思うので、自身の取り組み方を見直すきっかけにもなるのではないかとも思います。

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