東京五輪組織委の新会長として、橋本聖子五輪相(56)が候補として一本化されたことがわかった。18日に行われる評議員会と理事会の承認手続きを経て、正式に次の会長に選出される見込み。橋本氏をめぐっては過去のセクハラ騒動が問題視されているが、自民党幹部は「過去のことで問題ない」としている。大きな火種を残した、新会長就任となりそうだ。

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酒に酔うと“肉食系キス魔”に豹変する橋本聖子

橋本氏は「日本酒を愛する女性議員の会」のメンバーでかなりの酒豪。現役時代からお酒が入ると“肉食系”に豹変。特に若いイケメン男性を好み、スピードスケートで鍛えたパワーで強く抱きしめるという。

その被害に遭ったのがフィギュアスケートの高橋大輔選手(34)。

2014年ソチ冬季五輪の閉会式後に選手村で開かれた打ち上げパーティーで、当時日本スケート連盟会長で選手団団長を務めていた橋本氏が酒に酔い、高橋選手に「逆セクハラ」。

橋本氏は高橋選手に突然抱きついてキスをし、その後も何度もキスを強要。最初は抵抗していた高橋選手も諦め、途中からはキスを受け入れていたとされている。

橋本氏は「キス強要の事実はない」とし、高橋選手も当時の会見で「パワハラ、セクハラとは思っていない」と説明。日本オリンピック委員会(JOC)不問に付したが、大きな批判を浴びた。

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服を脱ぎ誰にでも「胸を見せる」露出狂の一面も

酔うと“肉食系キス魔”に豹変する橋本氏だが、酒の勢いで羽目を外してしまうエピソードは他にも事欠かない。

週刊文春によると、同僚議員の話として、「お酒が入ったら危ない。議員宿舎の別の部屋に入り込んだこともありました」と報じている。

また、酔ってキス魔になるだけではなく、「7年前くらいに参院宿舎で集まって飲んでた。私の部屋で6人くらいで飲んでた時に橋本さんがいきなり『じゃあ見せてあげるか』といって胸を露出してきた(伊藤忠一元参院議員)」と、“露出癖”があることも明らかになった。

これらがすべて事実であれば、あまりにもたちが悪すぎる。

もし、橋本氏とまったく同じことを男性議員が行ったとしたら、セクハラとパワハラで訴えられても何らおかしくはない。

過去の出来事とはいえ、こうした情報はすぐに海外へと拡散される。本当にこのような人物が東京五輪大会組織委員会の新会長にふさわしいのだろうか。

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菅田将暉やEXIT兼近らも受けた「逆セクハラ」被害

橋本氏のような、女性からのセクハラ、いわゆる「逆セクハラ」に悩む男性は芸能界にも多い。特にイケメンと呼ばれる芸能人たちが被害に遭っている。

俳優の菅田将暉(27)は2019年に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)の中で、ファンとみられる女性からいきなり抱きつかれたり、顔や体を触られることがよくあると告白。「おじさんが若い子に抱きついたらセクハラになるのに、女性の場合は良いのか?」と語った。

また、イケメン芸人として大人気のEXIT・兼近大樹(29)は、SNSで「逆セクハラ」に遭っていることを明かしている。

過去に出演したバラエティ番組の中で、兼近はDMで女性ファンから裸の画像が送られてくるとコメント。「返信するとセクハラが世に蔓延してしまう」として無視しているというが、その手のメッセージは尽きないとしている。

昨年末にも、NTTドコモの社員だった男性(36)が、上司に連れて行かれたゲイバーでセクハラ被害を受けたなどとして、同社と上司2人を相手取り、約460万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

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セクハラは男性から女性に被害を与えるものというイメージが強いが、実は「逆セクハラ」も多く起きている。どちらの場合も、立場が弱い側の人間は被害を受けており、「酒を飲んで酔っ払ってしまったから」という理由は、もちろん通用するはずがない。

image by : 左 菅田将暉 音楽オフィシャルサイト / 中 内閣官房内閣広報室 CC BY 4.0 / 右 EXIT兼近Twitter

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