東京都は18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに493人確認されたと発表した。8月1日の472人を超え、1日当たりの新規感染者数としては過去最多となる。これを受けて都は、専門家が出席する会議を19日に開き、感染状況を4段階のうち最も高い警戒レベルに引き上げる方針だという。

最多感染者数を記録で「東京五輪は大丈夫?」

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は16日に来日し、菅首相をはじめ、東京都の小池知事や組織委員会の森会長など、大会のキーパーソンと相次いで会談していた。

【関連】東京五輪「開催断念」報道の真偽は?2032年に延期説まで浮上

その中で、「開催を実現する」という強い意思を菅首相と共有。森会長も各国のオリンピック委員会が集まった会合で「絶望を希望に変える」と東京五輪の開催に向けて強いメッセージを送っていた。

しかし、18日の東京都の過去最多となる感染者数は、その思いに水を差す形となってしまった。

バッハ会長が来日中「高機能マスク」でコロナ対策

東京五輪開催に向けて精力的に動いたバッハ会長だが、来日中につけていたマスクがネットで話題となっている。市販されている一般的なマスクとは明らかに違うのだ。菅首相と並んでいる写真を見れば一目瞭然。

バッハ会長①B

image by : shutterstock

これは医療従事者が使用する高機能の「N95マスク」のように見える。バッハ会長は「日本は安全だ」「東京五輪は間違いなく開催できる」と言っておきながら、誰よりも身の安全を守っていると、矛盾を指摘する声が上がっているのだ。

来日していたバッハ会長は、東京都の発表と前後する形で羽田空港を出発。帰国の途に就いた。過去最多を記録した東京都の感染者数を聞き、バッハ会長は何を思うのだろうか。

【関連】内村航平が「東京五輪中止論」に異議。偽陽性乗り越え「やればできる」

また、新型コロナに関しては気になる情報も出ている。米グーグルが17日、今後28日間の感染予測を公表し、18日午前の段階では死亡者数543人、陽性者数5万367人という数値を出した。これは現段階の数値からすると、かなり高いものとなる。

これを受け、加藤勝信官房長官は「政府としてコメントは控えたい」としたものの、「厚生労働省で関係者から予測の前提条件などについて聞くことになっている」と述べたと朝日新聞が報じている。

image by : shutterstock

MAG2 NEWS