新型コロナウィルスの感染拡大を受け、6月開催の予定を延期していた「ショートショートフィルム フェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2020」が、2020年9月16日(火)から27日(日)の期間、開催されました。

米国アカデミー賞公認の“アジア最大級の国際短編映画祭”であるSSFFでは、2016年から企業や団体の広告を兼ねて制作されたショートフィルムを表彰する部門 「ブランデッドショート」を展開。5回目となる今回は、9月23日(水)に赤坂インターシティコンファレンス the AIR にて「ネスレシアター」最新ブランデッドムービー『この場所の香り』のプレミア発表会が行われました。

オープニングトーク

オープニングトークでは、いち早くマーケティングにブランデッドムービーを取り入れ、SSFF & ASIA立ち上げ当初から関わりのあるネスレ日本株式会社の専務執行役員 チーフ・マーケティング・オフィサー マーケティング&コミュニケーションズ本部長の石橋昌文さんと、SSFF & ASIA代表の別所哲也さんが登壇。ブランデッドムービーの魅力について語りました。

石橋さんは「初めてショートームービーを手がけたのは2003年に遡ります。当時企業のブランドコミュニケーションにショートムービーを使った例というのはそんなに無かったと記憶しています。」と振り返ります。ブランデッドムービーの先陣を切ってきたネスレ日本。「ブランデッドムービーでないと伝えきれない世界があると考えています。新しい商品等の認知を上げるにはTVが一番効果・効率が高いと思います。でも、すでに認知も高く、使ったこともある製品に関して、より消費者の方とのエンゲージメントを高めるにはもっと深いコミュニケーションが必要なのでは、と考えます。そうすると15秒〜30秒程度のCM等では伝えきれないものがあります。ショートムービーというより長い尺の中で、ブランドの世界観やサービスを伝えるブランデッドムービーは消費者とのコミュニケーションの手法としてすごく有効だと思い、これまで活動を続けてきました。」と語りました。

別所さんは「ブランデッドムービーは今後さらに需要が増すのでは、と思っています。企業の思い・メッセージをどう伝えるのか。オンライン上で伝える手法は様々あるわけですが、そこにストーリー、シネマチックな物語を乗せることができるブランデッドショートは、短いながらもその中に込められたメッセージを届ける手段になっているのではないかと思っています」とブランデッドムービーの魅力を語りました。

この場所の香り』上映会

オープニングトークに続いて行われた『この場所の香り』の上映会。コーヒーブレイクから生まれる社員同士のドラマを描いた、「ネスカフェ アンバサダー」にまつわる心温まる2つの物語のうちの1つ、「See You編」を上映しました。『この場所の香り』は「ネスレシアター」で順次無料配信される予定です。

ちなみに「ネスカフェ アンバサダー」とは、職場やコミュニティにネスカフェのコーヒーマシンを無料で貸し出し、定期的にコーヒーを購買していただく、その購入の窓口になるコミュニティの代表を「ネスカフェアンバサダー」と呼び、アンバサダーと接点を作りながらよい職場・コミュニティを作っていくサービスのこと。

上映会の後、『この場所の香り』監督の榊原有佑さん、出演者の紺野まひるさん、平田満さん、奥野瑛太さん、大関れいかさんが登壇。撮影中の思い出話に花を咲かせました。

主演の紺野まひるさんは、「街を歩くとコーヒーショップでたくさんあるじゃないですか。でもそうじゃなくて、会社の中にコーヒーマシン1つあることで、社内で普段顔を合わせない人がコミュニケーションをとれる場所ができたっていうのが、とても素敵な空間だな、と撮影しながら思いました」とネスカフェアンバサダーの魅力について語りました。しかし実は撮影中ネスカフェを飲むシーンが1度もなく、コーヒーを味わうチャンスがなかったと悲しそうに告白。「香りだけ楽しんでおりました(笑)」と会場を和ませる一幕も。

一方、平田満さんは何度も飲む機会があったそうで、「僕はガブガブ飲みました(笑)大変美味しく頂きましたよ」と笑いを交えながらコメント。

共演者とは同じ楽屋で交流を深めたそうで、「スタッフもキャストも、目に見える、一緒の場所にいるっていうのは大事なことだと常々感じています」とコミュニケーションの場、憩いの空間の大切さを語りました。

今回の撮影で平田さん演じる上司との師弟愛感じるドラマを演じた奥野瑛太さんは、平田さんを”理想の上司”と称し、「昔の作品から拝見していて、目が合わせられないくらい緊張していたし、同じカメラの前に一緒にいられることがすごく嬉しかったです」と撮影時を振り返りました。

”リアルなコミュニケーション“について聞かれた女優でもあり、Twitterのフォロワー数が70万人を超える人気インフルエンサーでもある大関れいかさんは、「SNSのコメント欄がファンの方とのリアルなコミュニケーションの場になっていると思います。ファンの方の悩みを聞いたり…会ってはないんですけど、すごくリアルなコミュニケーションが沢山あります」と、オンラインの中の”リアルなコミュニケーション“をコメントしました。

監督の榊原有佑さんは2週間後に配信される『この場所の香りThank You編』の見どころについて「社会人になって多くの人が感じたことがあるであろう『自分の人生これでいいんだっけ?』『自分のやりたいことってなんだっけ?』といった迷いや葛藤を描いたストーリーになっています。多くの人に共感してもらえる作品になっているかと思います。ぜひ配信を楽しみにお待ち頂けたら」と語りました。

Thank You編のキーワードにもなっている”やりがい”について聞かれた別所さんは、「たくさんの知らない映画・作品に出会えることにワクワクとしたやりがいを感じますし、その映画を届けた時に、お客様の笑顔を見ると、分かち合えてよかったなあ、と思える瞬間があって、それが映画を通じても映画祭を通じても俳優の仕事を通じても、やりがいになっています。」と熱く語り、上映会を締めくくりました。

BRANDED SHORTS 2020授賞式

『この場所の香り』のプレミア発表会後に行われたBRANDED SHORTS 2020授賞式では、世界の企業や団体から集まった400本以上の作品から選ばれた最も優れたブランデッドムービーを表彰する「Branded Shorts of the Year」、最もシネマチックな作品に贈られる「SUNRISE CineAD Award」、そして今年9回目を迎える「観光映像大賞観光庁長官賞」を発表しました。

Branded Shorts of the Year(ナショナルカテゴリー)はYouTuberのあさぎーにょさんが主演し、メディアに囚われない制作手法で作られたサントリーの『ハロー!ブランニューワールド』が受賞。

SUNRISE CineAD AwardはLACOSTEの『Crocodile Inside』が受賞。

「地域をブランディングする」という視点で全国60本の観光プロモーション映像の中から選ばれる観光映像大賞観光庁長官賞。今年は市の観光エッセンスが取り調べ室という限られたシチュエーションで展開され、2分に満たないドラマの中に凝縮して見事に完結している点が評価され、広島県廿日市市の『はつかいち物語愛の取調べ室』が受賞しました。

 

代表の別所哲也さんも参加し、審査員が今年のBRANDED SHORTSの見どころについて語るているトークセッションもYoutubeで配信中。

BRANDED SHORTSの潮流等も解説しているので、気になる人はぜひチェックしてみては?

Youtube【https://youtu.be/uU26gNsLp40】