ストローといえば、プラスチック製のストローですが、近年は環境破壊の観点から問題視されています。そうした中、ぞくぞく登場しているのが、サステナブルな素材を使ったストロー。紙や竹、草など使い終わった後に再生可能なものが多くあります。

そんなストローに魅了され、ストローの魅力を発信する活動を行っている、ストローマニアで「ストローマエストロ」という肩書きで活動している株式会社リベラベル 代表取締役社長 CEOの野村優妃さんに、おすすめのサステナブルなストローを伺いました。

■ストローマニアが勧めるサステナブルなストロー3選

野村さんは、3年前にフィリピンで1本の竹ストローに出会って以来、ストローに魅了され、さまざまな素材でできたストローをコレクションするようになったといいます。現在では、1,000本以上ものストローコレクションを持っているそう。その中から、特に今、おすすめの素材のストローを教えていただきました。

1.キャンディストロー

キャンディストロー

一つ目は、キャンディストロー。野村さん自身、日常に「ありのままのひとときをつくる」ストローブランド「DlinkStraw(ディーリンクストロー)」を立ち上げ、単に吸うだけのものではなく、ストローの価値の可能性を広げたいという思いから、食べられるキャンディストローとして、飴でストローを作ったそうです。体内に入れても安全安心な砂糖を原料としたストローは、ドリンクを飲んでいると少しずつ溶け、ほのかな甘さをプラスしてくれます。

そして2021年夏からは、キャンディ業界大手であるカンロ株式会社と共に、新たなキャンディストローの開発を行っているそうです。

カンロ フューチャーデザイン事業
記者発表会
キャンディストロー

カンロは、創業110周年を迎える2022年にフューチャーデザイン事業を本稼働し、「サステナブル」「Well-being」をキーワードとした、キャンディの可能性と未来をさらに広げていく活動をさまざまな外部企業とともに推進していく取り組みを実施していくと発表しました。その一環として、キャンディの可能性を広げるカンロの飴を使った「キャンディストロー」の試作が進められています。

このキャンディストローは、まだ試作段階なので、太さや味のレパートリーなどは、これからさらにブラッシュアップしていくそう。先日実施されたカンロの発表会で、野村さんは、カンロの人気商品「金のミルク」というキャンディを使ったミルク味のキャンディストローを作ってみたいと話していました。

2.サトウキビストロー

サトウキビストローと草ストロー

続いては、サトウキビで作られたストロー。

黒糖の香りと滑らかな舌触りが特徴で、使い終わった後は土に還ります。

野村さんは、タピオカドリンクを飲むとき、『径』が大きめで、ほんのり黒糖の香りがするサトウキビ製のストローを必ず使うのだとか。

サトウキビの黒糖の香りと、タピオカドリンクとの相性はよさそうです。

実際に、サトウキビストローでアイスコーヒーを飲んでみたところ、ストローに口をつけた瞬間、黒糖のいい香りがふんわりと漂ってきて、まるで黒糖コーヒーのようでした。これはクセになりそう!

3.草ストロー

草ストローは、その名の通り、草を使ったストロー。よもぎで作られた草ストローは、よもぎのいい香りがして、軽くて丈夫。使い終わった後は、動物の餌になります。

実際、草ストローでアイスティーを飲んでみました。口をつけると、ほんのり、よもぎの香りが広がり、まるでフレーバーティーを飲んでいるような気分!

さらに、無添加というのは惹かれる要素の一つですね。意外と丈夫なので、常に携帯したくなりました。

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3つのサステナブルなストローをご紹介してきました。最近では、雑貨ショップなどでも手軽に手に入るようになっているので、ぜひ見つけて、積極的に環境にいいことはじめましょう。

【取材協力】

野村 優妃(のむら ゆうひ)さん

野村 優妃(のむら ゆうひ)さん
1997年生まれ。愛知県名古屋市出身。高校卒業後、フィリピンと台湾を中心に語学勉強に勤しむ。ストローの魅力を発信するストローマエストロの活動をする傍ら、食べられるストローを開発。相当なストローマニア。
Dlink Straw公式ブランドサイト(https://dlinkstraw.jp/)