2020年9月1日。いよいよマイナポイントの付与が開始されました。ところで、そもそもマイナポイントとはいったいどのような制度なのでしょうか。

マイナポイント制度とは、国がマイナンバーカードの普及、消費活性化、キャッシュレス決済の浸透を目的とし実施しているもの。マイナンバーカードに「PayPay」や「LINE Pay」、「au PAY」などのキャッシュレス決済を登録することで、チャージや決済によって「マイナポイント」を受け取ることができる仕組みです。

9 月 1 日以降のチャージや買い物が付与の対象となっており、還元率は25%、還元金額は 5,000 円が上限。2021 年 3 月まで実施される予定となっています。

マイナポイントに関する調査

そして今回、マイナポイント付与が開始されるにあたり株式会社 ICT 総研は、インターネットユーザー10,708 人を対象に、現時点(2020 年 8 月 19 日〜20 日)におけるマイナポイントについての消費者の認知度や、登録状況の実態を調査。調査は2020 年 6 月29 日にも行われており、約2か月間における人々の変化も明らかとなりました。

マイナポイントの認知度

調査では最初にマイナポイントの認知度について質問。「内容を把握している」と「聞いたことはあるが内容は把握していない」の合計が8割を超える結果に。前回の同じ調査と比較すると「聞いたことがある」という人は3割程増え、内容を把握している人も2倍以上増えていました。

マイナポイントの登録者

次の調査では、「7月1日にマイナポイント制度が開始されて以降、実際にこの制度に登録したか」を質問。結果は「登録している」人が16.6%という結果に。また、「登録していない」とした回答者 8,934 人のうち、3,002 人が「今後、登録・利用したいと思う」と回答しており、「登録している」と答えた人と合わせると合計は4,776人で、全回答者の44.6%に。

まだ実際に登録した人は少ないながら、半数に近い回答者がすでに登録したか、今後登録する意向を持っているということが分かりました。

どのキャッシュレス決済を登録している?

次にマイナポイントに登録した回答者に「どのキャッシュレス決済を登録したのか」を質問。結果は「PayPay」が22.3%でその他に大きく差をつけて1位に。2位以降は「WAON」、「楽天カード」などが続きました。

続いて、上記の決済サービスを選んだ理由について質問。結果は「ふだん利用しているキャッシュレス決済だから」という回答が7割以上を占め、「国からの還元以外の特典が魅力的だから」、「多くのお店で使えると思ったから」という理由が続きました。

他にも、トップの PayPay を選択した回答者は理由として「多くのお店で使えると思ったから」を挙げた比率が27.5%と他の決済に比べて多いことや、2位のWAON を選択した回答者は「国からの還元以外の特典が魅力的だから」を挙げた比率が41.3%と他と比べて多かったことなども調査で明らかになりました。

 

今回の調査において、マイナポイントに登録したキャッシュレス決済方法の登録者数1位となったPayPayの広報は次のようにコメント。

「PayPayは、今回のマイナポイント事業をきっかけにして、さらにキャッシュレス化の推進に取り組んでいきます。また、今回使い始めたユーザーにもPayPayの利便性や安全性などを感じていただいて、引き続きご利用いただきたいと考えます。」

一部のサービスではマイナポイントへの登録者数を増やすためにキャンペーンなども行っていますが、今回の調査でPayPayが圧倒的な1位となっているように、利用者にとって一番重要な要素は「ふだん使いするかどうか」のようです。

今回の調査ではマイナポイントに関する様々な事が明らかとなりました。マイナポイントに興味があり、まだ登録していないという方は、2021 年 3 月の終了前にポイントを受け取れるように登録しておきましょう。

DIME(ダイム) 2020年8月号 (2020年06月16日発売)
Fujisan.co.jpより