書き終えてからも油断できない読書感想文

 宿題の読書感想文に悪戦苦闘する息子の姿を描いたマンガ「読書感想文のハプニング」が、Instagramで合計5700以上のいいねを集め話題となっています。苦手な読書感想文に、「ひとりで頑張る!」と取り組む小学3年生の息子。しかし……という内容で、「頑張っていてえらい!」「しっかりした息子さん」「お母さんもすごい!」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、ブロガーのなおたろー(ペンネーム)さんです。Instagramやブログ「男児2人に振り回され隊!なおたろーさんの育児絵日記」で作品を発表するほか、「コノビー」「ベビーカレンダー」でも連載中です。なおたろーさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

 お子さんの読書感想文に苦労されているご家庭は、とても多いと思います。よそのご家庭はどんな感じで進めているんだろう? と気になる方も多いだろうと考え、マンガにしてみることにしました。

ーー読書感想文は多くの小学生が苦手意識を持つ宿題ですが、息子のそらじろーくんはどうでしたか?

「宿題のなかで一番嫌だ!」と言っていました(笑)。しかし1、2年生のときにつきっきりでサポートした甲斐あってか、「頑張って終わらせるよ!」と前向きに取り組んでいました。

ーーひとつの課題に、時間をかけて粘り強く取り組んでいますが、他の課題やスポーツでも同じですか?

 サッカーのリフティング練習でも「目標の回数ができるまで家に帰らない!」と言って、暗くなるまで公園で練習していたりするので……粘り強いほうなのかもしれないですね。私は諦めが早いタイプなので(笑)、すごいなあと思って見守っています。

ーーそらじろーくんがやる気を損なわないように、どのような点に気を付けましたか?

 文章が思い浮かばなくて頭を抱えていたり、機嫌が悪くなったりしたとしても、絶対に怒らないようにしようと決めていました。わが子であったとしても、イライラしている人を見たら、どうしてもこちらもイライラしてしまう。でもそこはぐっとこらえました。

 ただでさえ感想文を書くことはしんどいのに、そこに「ママに怒られた」思い出までプラスされてしまったら、今後やりたくなくなってしまう、と思うので。

ーー今回の経験を通じて、そらじろーくんは成長したと思いますか?

 本人が気付いているかどうかは分かりませんが、昨年やおととしと比べると弱音を吐くことがかなり少なくなりました。しんどいこともなんとか乗り切ることは、大人でもなかなかできないことですが、それが少しずつできるようになったんだなあ、と成長を感じました。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?

「諦めずに頑張れてすごい!」と、たくさんの声をいただき、本人に伝えるとうれしそうにしていました。他にも「読書感想文、絶滅してほしい」という声もチラホラいただきました(笑)。

ーー現在取り組んでいる創作活動について教えて下さい。

 以前と変わらず、育児に関するマンガや、女性のからだの悩みに関するマンガを描き続けています! 今後は、性教育と人権教育に関するマンガも描いていきたいと考えています。