幼なじみ男女のもどかしい関係 結末に読者涙「悲しすぎる」

 幼い頃から、いつも背中にくっついてくる女子。嫌がるそぶりを見せながらも、まんざらでもない様子の男子ですが、高校生になったある時、「私のこと好き?」と聞かれ……。

 Twitterで4ページ創作マンガを精力的に投稿している結城ゆきさん(@yuiragi_yuki_)が公開した『君は抱きしめてくれない』が反響を集めています。幼なじみ男女の4つのシーンが1ページ1コマで描かれていますが、4ページ目で思わぬ結末を迎えます。

 読者からは「泣ける」「悲しすぎる」「タイトルがつらい」「遅いんだよ」「伝えたいことは伝えとくって大事」などの声や、行間に込められたふたりの物語を想像する声が多くあがりました。Twitter投稿は4.9万いいねの話題作となっています。

 作者の結城ゆきさんに、お話を聞きました。

ーー結城ゆきさんがマンガやイラストを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 保育園にいた頃から絵を描くことが好きだったので、きっかけは単に「描くことが好きだったから」だと思いますが、マンガや物語を描き始めたのは、とあるマンガアプリで読んだ作品にひと目惚れしたからですね。

 お名前を出すのは失礼にあたると思うので伏せさせていただきますが、キャラ作りやストーリーの組み上げ方、表現方法など全てに感銘を受け、私も描いてみたいと思ったのが大きいですね!

ーー『君は抱きしめてくれない』は結末が切ないです。お話はどのように生まれたのでしょうか?

 このお話はもともと小説で書こうと思ってた作品で、ストーリーはかなり前からできていました。その導入あたりを4ページにぎゅっと短縮して、読みやすいように変更を加えたのが『君は抱きしめてくれない』です。

 普段のお話も長めのバックストーリーがあるのですが、毎回タイトルを先に決めてお話を組み立てていってます。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 どれも身に余るお言葉ばかりで大変恐縮しております……!! 全てありがたく読ませていただいていますが、私の拙い描き方のなかから伝えたいこと、感じてほしいことをしっかりとくみ取って下さった時はいつもに増してうれしいですね!「意外な結末でびっくりした!」というコメントもにこにこしながら読んでます。

『私の家には、幽霊さんがいます』(結城ゆきさん提供)

ーーTwitterで最近投稿された4ページ作品では『私の家には、幽霊さんがいます』や『私は君の○○』も反響がありました。どの作品も意外性のある結末が印象的ですが、マンガを描くうえで工夫なさっていること、心がけていることなどはありますか?

 当たり前のことだと思いますが、しっかりオチまで作ること、そして短い時間で高い満足度を持ってもらえるような内容にすることはいつも心がけてますね。

 SNS上での公開なので、タイムラインで流れてきたものの内容はさらっと見て次! って方が多いと思います。TVのチャンネルを変える感じで。なのでその短い時間でどう読者を惹き込むか、それこそ言葉の選び方や構成などよく考えて描いてます。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 今後は通常のイラストやモノクロマンガもしっかり描きつつ、最近公開しているような紙芝居形式のような作品も描き続けていきたいと思ってます。ほかにも文章や音楽、映像制作など、やりたい創作活動は山ほどあるので、時間の許す限り続けていきたいです。