子供たちの成長に感謝の気持ちでいっぱい

 ずっと引っかかっていた言葉が受け入れられるようになった出来事を描いたマンガ「あの言葉が嫌いだったけど」が、Instagramで300以上のいいねを集め話題となっています。

 3人の子供たちと外食をしていた作者。子供たちが大きくなり、いつの間にか外食をするのが楽になったことに気付きました。そのときふと、かつて助産師さんから言われたある言葉を思い出して……という内容で、「私もみんなに言われました」「言葉の呪縛ってあるよね……」「お姉ちゃんすごい!」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、ねこじま いもみさん(@y_r_y3mam)です。3人の子供を持つ母親で、Instagramやブログ「ねこいもブログ」でマンガを発表しています。ねこじま いもみさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

 子供たちとお昼を食べていて、ふと感じた気持ちを残しておきたくて描きました。子供たちが「お母さんいつもありがとう」と言ってくれるように、私も子供たちに感謝を忘れず持ち続けたいなぁと思いました。

ーーこれまでの子育ての日々で、いつ頃が1番大変でしたか?

 3人目を妊娠中から少し妊娠うつで、産後半年は本当につらかったです。末っ子はよく泣く子で、ずっと抱っこでした。さらにコロナ禍で上の子たちもずっと家にいたので、記憶がないくらい慌ただしい日々でした。

ーーどのくらいから助産師さんの言葉を実感するようになりましたか?

 本当に最近です。それまでは、助産師さんが私を元気付けるために言ってくれたのであろう、この言葉が、自分には当てはまらなくて、つらく感じていました。

ーー上のお子さんたちは普段からお手伝いなどをしてくれるのでしょうか?

 はい、特に長女には助けられています。下の子が大きくなったこともあって長女がお世話できることも増え、長女がいてくれた方が楽だと感じます。長男も自分で自分の食べるものを用意したり、末っ子が泣いているときは助けてくれたりします。

ーーお子さんたちのお手伝いで特に助かっていることはなんでしょうか?

 末っ子を見ていてくれたり、泣いたときに抱っこしてくれたりするときは、とても助かります。ほかにも買い物に行ったとき、荷物を持つのを手伝ってくれて助かっています。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?

「同じ言葉でも、そのときの状況でとらえ方も変わってくるよね」「私も『誰かに言われた何気ない言葉』が引っかかることがある」など、共感してくださるコメントを多くいただきました。