四皇の壁は分厚過ぎた?

『ONE PIECE』では激しいバトルが描かれるものの、キャラの死亡シーンがはっきりと描写されることは少なく、現時点で生き残っているのかどうか不明なキャラクターも多数存在します。今回は、『ONE PIECE』の「死亡フラグが立っているキャラ」を4人振り返ります。

※この記事では『ONE PIECE』の最終章の内容を含みます。

●ユースタス・キッド

「ユースタス・“キャプテン”キッド」の愛称でおなじみの「最悪の世代」のひとりユースタス・キッドは、最終章で衝撃の敗北を喫しています。1079話でエルバフにやってきたキッドは、シャンクス率いる赤髪海賊団に戦いを挑みました。「10秒で全滅させてやる!!! この電磁砲で!!!」と自信たっぷりに攻撃準備をしますが、シャンクスは「見聞色の覇気」でその破壊力をいち早く悟り、目にも止まらぬスピードで「神避」という技を繰り出します。

 神避を受けて気を失っている状態のキッドにとどめを刺すかのように、巨人族のドリーとブロギーが繰り出した「覇国」によってキッドの船・ヴィクトリアパンク号も破壊されています。バラバラになった船と船員たちが海に沈んでいく描写に、「さすがに生きているとは思うけど、海賊として再起不能レベルの負け方」「あっけなさすぎる」「キッドがカムバックしても海賊団として生き残るのは無理か……?」といった声も続出しました。

●トラファルガー・ロー

『ONE PIECE』のキャラクターのなかでも大人気のトラファルガー・ローは、1063話で「ロードポーネグリフ」を狙う黒ひげ海賊団と激突しました。

 その決着が描かれたのは、1081話のことです。息を切らす「黒ひげ」ことマーシャル・D・ティーチと、ボロボロで地面に仰向けで倒れるローの姿が描かれ、ローの潜水艇「ポーラータング号」も破壊され沈没するという展開に、読者から悲鳴があがりました。

 ロードポーネグリフだけではなく、ローの「オペオペの実」の能力まで狙うティーチから逃れるべく、ハートの海賊団クルーのベポが瀕死のローを背負い海を泳いで逃げます。「お願いだから!! 死なないで……!」とべそをかきながら逃げるベポの姿に、ローの無事を祈らずにはいられません。

「オペオペの実」の能力のなかには、能力者の命と引き換えに行われる「不老不死の手術」があるため、今回生き延びても、今後ローが誰かへの手術と引き換えに命を落とす可能性も考えられます。人気キャラのローは最後まで生き残れるのでしょうか。

●モンキー・D・ガープ

 1088話では、主人公ルフィの祖父モンキー・D・ガープにも死亡フラグが立ってしまいました。海軍の中将にして「英雄」として伝説的存在のガープは、1081話で元海軍大将「青キジ」ことクザンと対峙します。

 クザンはもともとガープの一番弟子でもあり、海軍の元帥候補まで上り詰めたキャリアの持ち主でした。しかし海軍大将のサカズキとの死闘に敗れたあとに海軍を去り、現在は黒ひげ海賊団10番船船長を務めています。

 この師弟対決は、ガープが「海軍の未来」と話す愛弟子コビーを黒ひげ海賊団から奪還するために始まったものでした。満身創痍のガープはコビーたちが乗った軍艦を逃がすために最後まで島に残り、黒ひげ海賊団の幹部に囲まれてしまいます。

 コビーたちに向け「お前達が海軍の未来じゃ!!」と言い残したガープは、クザンの「ヒエヒエの実」の能力で氷漬けにされてしまいます。戦闘不能になっただけなのか、命まで落としてしまったのか……。はっきりとした描写がないため、ガープの今後にはさまざまな考察が出ています。

●ロロノア・ゾロ

 現状は元気にしているものの心配の声もあるのが、歴戦のダメージが身体に蓄積されているであろうロロノア・ゾロです。1038話の「ワノ国編」では、立ち上がれないほど重症を負ったゾロに対し、死神のような謎の存在が鎌を振り下ろそうとするシーンが描かれています。このシーンの真意はその後も明かされておらず、「死亡フラグ」なのではないかという声も多くあがりました。

 また麦わらの一味とワノ国のキャラが描かれた1047話のカラー扉絵では、ゾロがひとりだけ離れた場所で後ろを向いています。ビーチでリラックスする麦わらの一味との対比が話題となり、「今後のゾロに何かあるんじゃないか」との意見もあがりました。過去にもさまざまな伏線が扉絵に仕込まれていたことから、ゾロの今後を心配する読者が後を絶ちません。