禁断の香りが漂う実写映像も?

 アニメのエンディングといえば、登場キャラクターたちの映像やイラスト、もしくは世界観をイメージしたビジュアルが用いられるケースがほとんどです。ですが、アーティストや声優陣の映像が使われるなど、「実写映像」を活用した例も少なくありません。

 たとえば『マクロスFRONTIER(マクロスF)』第16話以降の新EDテーマ「ノーザンクロス」も、実写映像が使われた曲です。同曲は作中のトップアイドル、シェリル・ノームの歌パートを担当したMay’nさん(シェリル・ノームstarring May’n名義)による楽曲で、EDにはシェリルのイラストとともに(May’nさんらしき)実写シルエットのパフォーマンスシーンが映し出されます。

 シェリルの情熱をうたったパワーチューンを響かせた半実写映像は、今でもファンの間で「初めて見た時はカッコ良すぎて鳥肌が立った」「『ノーザンクロス』の半実写映像はいまだに忘れられない神ED」などと人気を博しています。

 また、完全な実写EDの例として、アニメ『ストロベリー・パニック』があります。さまざまな思いを秘めた乙女たちの百合色学園ライフを描いた物語で、楽曲「秘密ドールズ」を採用したED映像には本曲を歌う声優・中原麻衣さんと清水愛さんが登場します。ちなみに中原さんはメインキャラクターの蒼井渚砂(あおい・なぎさ)役、清水さんは渚砂の同級生・涼水玉青(すずみ・たまお)を演じており、作品にちなんで実写映像も禁断の香りが漂う仕上がりです。

 ほかに、『王室教師ハイネ』のED映像でも、声優・安里勇哉さん(カイ)、安達勇人さん(ブルーノ)、廣瀬大介さん(レオンハルト)、蒼井翔太さん(リヒト)、植田圭輔さん(ハイネ)がそれぞれのキャラクターに扮して歌&ダンスを披露しています。

 極めつけは、声優・白石稔さんが出演するアニメ『らき☆すた』のED映像です。物語序盤のEDは主人公たちがカラオケボックスで熱唱するスタイルをとっていましたが、中盤以降からリアル白石さんが歌や踊りでEDを飾る事態に。その斬新すぎる映像は、一度見たら忘れられないはずです。