筋肉もド派手な男

 寒くてこもりがちになり、何かと体重が増えやすいこの季節。筋トレでも始めようかと思っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな方々にぜひ参考にして欲しい素晴らしい筋肉を持った『鬼滅』キャラたちをご紹介します。厳しい修行や戦いによって鍛えられた肉体はもはや芸術の域です。

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●ド派手な三角筋・宇髄天元

 まずは「遊郭編」でも大活躍の音柱・宇髄天元です。ド派手を愛する性格の彼ですが、筋肉も華やかです。ノースリーブの隊服からは、ぜひ見てくれと言わんばかりに太い腕が伸びています。そのなかでも注目すべきは肩の筋肉である「三角筋」。大きくて丸い筋肉がモリッと発達しています。まるでメロンが詰まっているかのように見えることから「メロン肩」などと言われる部分です。ちょうど腕には金の腕輪をつけているのですが、それにも負けないぐらいの存在感を放っています。

 そしてこの三角筋が特にキレているのが「遊郭編」にて地面を破壊して地下へと潜るシーン。両手で大きく振り上げた2本の刀を一気に下へと振り下ろす「音の呼吸 壱ノ型 轟(とどろき)」という技を使うのですが、両腕を振り上げたときに盛り上がった三角筋が技の力強さを派手に引き立たせています。

●三百年にひとりの筋肉・悲鳴嶼行冥

 続いては、実力者揃いの柱のなかでも一番の筋肉を持つ男、岩柱・悲鳴嶼行冥です。ストーリーでは、竈門炭治郎たちが決戦に向けて、それぞれの柱から特訓を受けるエピソードがあるのですが……ほかの柱が「高速移動」「太刀筋矯正」「無限打ち込み」などあくまで剣士っぽいことを教えるなか、悲鳴嶼が担当したのはズバリ「筋肉強化訓練」。純粋な筋肉愛が感じられます。

 そんな彼自身、もちろん全身岩のような筋肉の持ち主。そのなかでもヒジから手首に掛けてのたくましい「前腕筋群」は見事です。握力の強さに大きな影響を与える筋肉なのですが、彼の前腕は丸太のように太く、常に血管が浮き出ているほど鍛え上げられています。彼が使う日輪刀は、鎖の先に鉄球と大きな斧がついた形をしており、これをグルグル回しながら戦うのですが、彼以外に使いこなせる者はいないでしょう。その肉体は敵である「上弦の壱・黒死牟」からも「素晴らしい…極限まで練り上げられた肉体の完成形…」「これ程の剣士を拝むのは…それこそ三百年振りか…」と称賛されていました。

嘴平伊之助の彫刻のような腹筋 著:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第7巻(集英社)

ムキムキと言えば絶対に忘れてはいけないキャラ

 上腕二頭筋、腹筋、腓腹筋……筋肉自慢な『鬼滅』キャラはまだまだいます。

●鋼の肉体を持つ刀鍛冶・鋼鐵塚蛍

 続いては、竈門炭治郎の日輪刀の生みの親でもある刀鍛冶・鋼鐵塚蛍です。とにかく良い刀を作ることに命を懸けている彼は、敵に攻撃されても刀を研ぐのをやめないほど刀愛を持った職人です。そんな彼が磨きあげたのは刀だけではありません。強い刀を作れるようにと山籠もりの修行で肉体もパワーアップし、格闘家のようなぶ厚い大胸筋、ムキムキの腕というまさに鋼の肉体を手に入れました。『鬼滅の刃』第12巻でその肉体を披露した際には炭治郎から「うわあああああ!! 誰!?」と驚かれています。

 ちなみに、刀を作るときには鋼を槌で何度も叩く「鍛錬」と呼ばれる工程があるのですが、ハンマーを振り下ろす動きは背中の筋肉である広背筋にもよく効くと言われ、パンチ力を増すためにボクシングの選手も取り入れています。おそらく鋼鐵塚の広背筋もかなりのものだと考えられます。

●頭隠して筋肉隠さず・嘴平伊之助

 続いては『鬼滅の刃』のミスターシックスパック、嘴平伊之助です。顔はイノシシの皮を被りつつも上半身は裸、常に見事な肉体を見せつけています。特にキレイに6つに割れた「腹直筋」はまるで彫刻のようです。その美男子な顔とのギャップに我妻善逸は「気持ち悪い奴だな…むきむきしてるのに女の子みたいな顔が乗っかってる」と驚いていました。

 ちなみに腹筋で言うと、風柱・不死川実弥や鬼の始祖である鬼舞辻無惨も負けないほどの見事な肉体の持ち主です。

●鬼のふくらはぎを持つ男・猗窩座

 筋肉と聞くと上半身ばかりに目がいきがちですが「上弦の参・猗窩座」の「腓腹筋」にも注目です。これはふくらはぎの筋肉なのですが、注目して欲しいのが煉獄杏寿郎との死闘を演じた『鬼滅の刃』第8巻。「術式展開 破壊殺・羅針」という技を使ったとき、ズボンの下からはボコッとした発達した腓腹筋がしっかり存在感を放っています。蹴り技も豊富な猗窩座ですが、まさにふくらはぎにも鬼が宿っています。

●ポージングまで完璧・ムキムキねずみ

 最後に忘れてはいけないのが「遊郭編」でも活躍するムキムキねずみ。宇髄天元の使いとして鍛えられた忍獣の彼らは、1匹で刀1本を楽々運べるだけの力を持っています。山のように盛り上がった「上腕二頭筋」「上腕三頭筋」は、もはや腕に風船がついているかのようです。しかも彼らは筋肉の見せ方まで極めており、「遊郭編」で善逸の刀を届けた際には、両腕を上げて力こぶを見せつける「ダブルバイセップス」、胸の厚みを強調する「サイドチェスト」などポージングまでしっかり決めていました。

※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記