夫婦の仲の良さがヒシヒシと伝わるエッセイマンガ

 臨床心理士・公認心理師の資格を持ちながら、マンガやイラストも描くハヤミユリさん(@yumatani1)。2歳の息子の子育てに奮闘中の母でもあります。そんな彼女が、仲良しな夫とのエピソード『夫婦の抱っこ事情』を描き、Twitterで公開しました。

 出会ってから10年が経ち、子供が生まれてからも、月に1回はお姫様抱っこをされる……。見方によっては夫自慢の“惚気”とも読み取れる内容です。読者からは「いいなー」「めっちゃ仲良し」「こんな旦那さん素敵すぎる」などの感想が寄せられています。

 作者のハヤミユリさんに、お話を聞きました。

ーーハヤミユリさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 マンガは小学校の頃から描いていましたが、社会人になると描く機会が減りました。妊娠中のつわりで何もできない時に、夫がプレゼントしてくれたiPadで、気持ちや日々の変化を自分の中で記録・整理したくてマンガやイラストをまた描きはじめました。

ーー『夫婦の抱っこ事情』をマンガに描いてTwitterで発表されたのは、どのような想いからでしょうか?

 夫の言動にときめくことが多く、私のキャパシティを超えがちなので、絵で気持ちを発散させるために描きました。こんな夫婦がほかにいるかもしれない、いてくれたらうれしい、と伝えたくて投稿しました。「我が家もする」という感想をいただき、同士がいてホッとしたのを覚えています。

ーー出会いから10年経っても、結婚したあとも作中のような関係性を続けられる秘訣があれば教えて下さい。

 相手を尊敬していることかもしれません。たとえば、些細なことでも「ありがとう、助かったよ」などは伝えますし、互いの提案を聞いて一緒に妥協点を考える機会が持てるようにしています。そして互いの趣味を認め、遠くから見守っています(笑)。

ーー作品に対する読者からの反応では、どのような声が特に印象に残りましたか?

「もっと見たい!」「尊い」です。もともとは自分のときめく気持ちの整理だったのですが、「見てほっこりした」という感想も受けて、「こんな夫婦ですがほっこりしてください」「見ててくれてありがとう!」と描く意欲が増しました。お陰で日々を振り返ってときめき探しをし、「夫は素敵だなあ」と惚れ直しています(笑)。

作者がお気に入りの作品『朝一番に見る不意打ちジャケットは万病に効く』(ハヤミユリさん提供)

ーー『夫婦の抱っこ事情』のほかに、これまでTwitterで発表されたなかで、ご自身がお気に入りのマンガや反響が大きかった作品があれば、ぜひご紹介をお願いいたします。

 2021年11月22日に発表した“スーツに萌えてしまった日の記録”はお気に入りの作品です。参考写真のために夫がポーズをきめてくれました。

 そのほか、実際に心理士として仕事をしていても育児はつらいというテーマで描いた『心理士と母ちゃんと息子のばしゃばしゃ』があります。そちらは『心理士母ちゃんでも育児は辛いよ』のタイトルで同人誌にもなりました。

 また、二次元の推しと夫が似ている所があり、それが夫にバレて焦った時のことを描いた作品があります。2021年5月11日に公開し、読者から特に好評でバズりました。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 キュンとした夫婦マンガや、心理士の視点から見た子育て記録、筋肉が好きなので産後ダイエットの記録をゆるく描いていこうと思っています。まとまったら加筆修正して、電子書籍や同人誌で見やすい形にしていきたいと考えておりますので、温かく見守ってください。