自分と関わる人を3つに分類「2割の人は」先輩の言葉が素敵!

 新人コピーライターの男性は、出した案をことごとく却下されて落ち込んでいました。営業担当の先輩女性に謝っていると、彼女はおもむろにホワイトボードに円グラフをかき、そこに示した「2:6:2」の割合の意味を話し始めます……。

 うえはらけいたさん(@ueharakeita)による、自身の体験をもとにしたマンガ『落ち込んでいる時に励まされた世界の真理の話』がTwitterで公開されました。ビジネスシーンで用いられる組織構成の考え方「2:6:2の法則」にまつわるエピソードですが、作中の先輩が素敵な言葉で伝えてくれます。

 読者からは「素敵」「元気が出る」「グッときた」「泣いた」「これは覚えておきたい」「人間関係に悩んでいる人は読むべし」「仕事頑張ろう」などの声があがりました。

 作者のうえはらけいたさんに、お話を聞きました。

ーー『落ち込んでいる時に励まされた世界の真理の話』のエピソードは、うえはらけいたさんの実体験がもとになっているのでしょうか? マンガに描こうと思ったきっかけを教えて下さい。

 今回のエピソードは、かなり実体験にもとづいている部分が大きく、入社3年目くらいの頃に仕事がうまく行かなかった時、一緒のプロジェクトチームに所属していた営業の先輩がかけてくれた言葉が由来になっています。(実際は直接ではなく、LINEでのやり取りだった記憶がありますが……)

 当時の僕はかなりひとりよがりなアイデアばかり考えており、今思えば会議でそれが採用されないのは当たり前なのですが、なかなか案が通らないので自己嫌悪の悪いスパイラルに陥っていたように思います。それに対して「あまり気に病むことないよ」という文脈で先輩が教えてくれたのが、この「2:6:2の法則」でした。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 今回はかなり肯定的なことを言ってくれる方が多かったのですが、「私の2割にめぐり会えるのは一体いつなのか……」「2割の人、息してる?」といったツイートを返してくれた人たちが印象に残っています。

 また、「僕にとっての2割は家族」と言っている方も多数いらっしゃったので、これはビジネスシーンに限った話ではなく、家族間の絆の話にも発展するのかもしれないな、と感じました。

ーー本作は「マスナビ」で連載中の『ゾワワの神様』からの1編ですが、こちらはどのような連載でしょうか?

 新人コピーライターが、広告業界で出会ったさまざまな癖の強い人びとのエピソードをオムニバス形式で紹介するマンガです。

 こちらは主に広告業界の就活生向けの連載ではあるのですが、「広告業界に興味を持ってもらえるような内容にしてほしいです」というオーダーがあったので、僕が出会った広告業界の数々の魅力的な人たちにスポットを当てて紹介できるような内容にしました。

 就活生に限らず、幅広い人に読んでもらえる内容を心がけているので、よかったらバックナンバーも読んでみてください!

単行本『コロナが明けたらしたいこと』が発売中(アスコム)

ーー単行本『コロナが明けたらしたいこと』が発売中です。お話のあらすじや見どころなどをご紹介いただけますか?

 こちらは、幼なじみのおさむ君とつかさちゃんが、1990年頃に出会い、成長して、コロナがやってくる2020年までを過ごす4コママンガです。

 最後にふたりは付き合うことになるのですが、そこまでに至る付かず離れずのふたりの関係と、変わっていく世の中を一緒に見届けてくれればと思います!

ーー今後、挑戦してみたいことについて教えて下さい。

 2022年の一番の目標は「代表作をつくること」なので、2022年はこれまでやってこなかった、ちゃんとした週刊連載にチャレンジしたいと思っています。内容は『ゾワワの神様』と同じく、サラリーマンを主人公にしたお仕事マンガにしたいと思っているので、うえはらけいたの次回作にご期待ください!