「推し」への想いは、何物にも勝る!

 チャラ男にからまれている女性を助けたヤクザの頭・竜王路政樹(りゅうおうじ・まさき)。スマートに着こなすスーツから取り出したのは、かわいらしい「ステッキ」でした。彼の誰にも言えない「秘密」とは……?

 藍川蓮さん(@aikwarendbiryut)による創作マンガ『あることを隠している■■■の話』がTwitter上で公開されました。ヤクザのギャップが笑えるストーリーで、読者から「CVの脳内再生余裕」「オチが最高!」という声があがっています。作者の藍川蓮さんにお話を聞きました。

ーー『あることを隠している■■■の話』のエピソードはどのように生まれたのでしょうか? この作品が生まれたきっかけを教えて下さい。

 もともと、読み切りで作品を作ろうというときにギャップのあるお話はどうですか? と言われたのがきっかけでできた話だったはずです。それで正体を隠してオタ活をしているヤクザの頭の話になりました。

ーー主人公のギャップが多くの読者に刺さっていました。『あることを隠している■■■の話』を描くうえで気を付けた点や、工夫した点はありますか?

 今回の主人公は自分の活動がバレないために完全に変装をしているので、見た目は元の格好とガラリと変えてしまおうと思っていました。そんなどこにでもいる感じの見た目、格好にしつつ、そのなかで本質が隠せずバレたりにじみ出すアンバランスさが自分は好きなので、そこを物語の盛り上がるところに持ってこようとは思っていました。多くの方に刺さっていたみたいでうれしかったです。

 また、それにあたり主人公のオタクの奇行はオタクでも「ん?」と、ちょっと今なんて言った? となる少しずれたものにして、さすがにオタクでもその奇行はせん、みたいな感じにしてギャグに昇華致しました。

ーー作品への反応で、印象に残った読者の声があれば教えて下さい。

 最後あたりに主人公のイメージCVを井上○彦さんっぽいと描いていたため、「分かる」などのお声を何件かお見かけしたのは、こちらもニコニコしてしまいました。

『不意に現れた、歳の離れた義妹の話』第1巻(藍川蓮さん提供)

ーーマンガアプリ「GANMA!」にて連載されている『不意に現れた、歳の離れた義妹の話』が第2巻まで配信中です。この作品の見どころを教えてください。

 はい。こちらの見どころは登場人物たちが抱える「闇」です。人間ですのでそれぞれが生きてく上で悩みや苦しみを抱えていると思うのですが、当作品『ふいまい』ではそこにスポットライトを当てて家族との問題や、対人関係。自分の過去のトラウマとの向き合い方、などなど……。全体を通して「少し生きるのが不器用な人たちのお話」をテーマにしています。

ーー今後、新たに挑戦してみたいことはありますか?

 マンガももちろん、いろんなお話を描きたいと思っていますが、今自分がはまっているTRPGというもののシナリオの執筆や、マンガも何かしら自分にしかできない何かを添えて公開するなど、いつも見てくださっている読者の方々にお届けできたらと思っております。