言葉がなくても伝わる「表現」が最高!

 忙しそうに会社へ向かう母。その姿を見つめる息子は、日曜日の「母の日」に何をプレゼントしようか悩んでいました。悩みに悩んで見つけた母親へのプレゼントに、心がほっこりするお話です。

 526さん(@Kojiro337)による創作マンガ『誰かに作ってもらうなんていつぶりかしら』が2022年5月8日の「母の日」にTwitter上で公開されました。読者から「泣ける……」「反応がかわいい!」「親に会いたくなる」という声があがっています。この投稿は昨年に公開された作品が再掲載されたもの。初めて公開された際には5.4万以上の「いいね」がされていました。『誰かに作ってもらうなんていつぶりかしら』の作者・526さんにお話を聞きました。

ーー『誰かに作ってもらうなんていつぶりかしら』では、心温まる母子の様子が素敵です。この作品が生まれたきっかけを教えてください。

 子供のため、生活のために働くかっこいいお母さんが「母で良かった」と思ってもらえるようなストーリーを作りたいと思い描きました。一人暮らしを始めてから誰かにご飯を作ってもらうことがほぼないので、自分だったら誰かにお弁当を作ってもらえたらうれしいなと思ったのがきっかけです。

ーー文字をほとんど使わずに、登場人物の表情だけで伝わるストーリーが印象的な作品ですが、描くうえで気を付けた点や、工夫した点はありますか?

 それぞれのキャラクター性が分かるよう描写することに気を配っています。例えばお母さんは子供より家を早く出て仕事に行くしっかり者に見えるけれど、うまくお花を育てられないというちょっと苦手なことがあるなど、出てくるキャラクターの性格をしっかり決め込んでからセリフなしのマンガ作りを行っています。

プレゼントに悩む息子(526さん提供)

ーーたくさんの感想が寄せられていますが、特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えてください。

 自分もお弁当作りたくなった、言葉がなくても伝わるといった感想が印象的です。私は言葉で表現することが苦手なのですが自分の描きたいこと、表現したかったことが伝わってうれしいです。

ーー今後の創作活動で、やってみたいことがあれば教えてください。

 本の表紙や挿絵の仕事、マンガの仕事をしたいです。最近はアニメーションの領域にも興味があるので動きやレイアウトについて勉強中です。