1000体を前にしても、ポケモンが「不思議な生き物」であることに変わりはない

『ポケットモンスター』には、パッケージを飾る「伝説のポケモン」が物語終盤の核を担う通例があります。ですが、2022年11月18日(金)発売予定の最新作、Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(略称:ポケモンSV)にて、その「お決まり」が破られようとしています。

 8月3日に発表された最新情報にて、それぞれのタイトルのシンボルとなる伝説のポケモン、「コライドン」と「ミライドン」が序盤から主人公と旅を共にするパートナーとして描かれたのです。

 最近の『ポケモン』にそれほど詳しくない人たちの注目も集めたのは、水陸両用バイクに、空を翔けるグライドモードなどです。主人公がフィールドを駆け巡るための姿にフォルムチェンジする、新しいポケモンの「進化」にも驚かされました。

 また、ポケモンの種類も1000体を目前とした今、新しく発表されるポケモンのユニークさにも注目が集まりました。

 動画では、700.0kgの巨体をもつ、りくくじらポケモン「ハルクジラ」がジムバトルで活躍するシーンが映し出されました。また、見た目がかわいらしい、こいぬポケモン「パピモッチ」も初登場を果たします。

 舞台となる「パルデア地方」で古くから保護されてきた歴史の背景には、ポケモンの吐息に含まれる酵母が料理に役立てられてきた説明もなされており、地方色が強く反映されているようです。

 本作はシリーズで初となるオープンワールドRPG作品。物語の進め方も旅の目的も一本道ではありません。トレーナーごとに異なる思惑に沿った冒険譚が紡げることも、今回の発表では強調されました。

 ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 金・銀』でお披露目された「ウパー」も、独自の進化を遂げ、毒を有したフォルムが発表されました。長い間『ポケモン』から遠ざかっていた方にとっても、そうでない方であっても、未知の物語が待ち受けていることにも変わりはないでしょう。

 シリーズ最新作の物語には、神話や伝承に語られる伝説のポケモンを追い求めるロマンとはまた違う魅力、自身の体験こそが伝説として伝承されていくかのような、壮大な設定や物語にも強い期待がかかってきそうです。