『ドラクエ』歴史的な名タイトルを振り返り!

『ドラゴンクエスト』は1986年5月27日にファミリーコンピュータでいわゆる「初代」が発売されました。36年の歴史を持つ国民的RPG『ドラクエ』は、どのナンバリングタイトルもヒット作となりました。「一番好きなナンバリングタイトル」は世代によってもさまざまでしょう。発売当時には世代ではなくても、のちに移植・リメイクされた作品から「一番好き」になった人も多いのではないでしょうか。

 今回は、『ドラクエ』の歴史のなかで大きな転機となった3タイトルを取り上げます。発売当時の反響とともに振り返ります。

●社会現象になった『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』

 1988年にファミコン用ソフトとして発売された『ドラクエIII』では、「ルイーダの酒場」「ダーマ神殿」といった、のちのナンバリングタイトルにも継承されていく新たなシステムが生まれました。

 現実世界の地球をイメージさせる世界を旅し、バラモスを打倒したあとに待ち受けていた別の「世界」に、心をぐっとつかまれたプレイヤーも多かったのではないでしょうか。タイトルの「そして伝説へ…」が意味するものも印象的です。

 発売日には子供たちが学校を休んでゲームを買いに行ったり、悪質な「抱き合わせ販売」や窃盗が発生したりなど、社会現象とも呼べる事態を引き起こしたタイトルです。

●いまだに繰り広げられる花嫁論争『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』

 1992年にスーパーファミコン用ソフトとして発売された『ドラクエV』は、親子3世代にわたる物語や、初めて登場した仲間モンスターシステムが画期的だったタイトルです。

 特筆すべきは「花嫁選び」でしょう。「ビアンカ派」と「フローラ派」による花嫁論争は近年でもネット上で盛んに繰り広げられています。ニンテンドーDSでのリメイク版では第3の花嫁候補「デボラ」が登場し、そのビジュアルも相まってファンは騒然となりました。

●「原点回帰」でファンを呼び戻す『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』

『ドラクエXI』は2017年にニンテンドー3DS、PlayStation 4用として発売されました。また、『11S』として2019年にNintendo Switch用としてリメイク版が発売。『11S』はXbox Oneなどにも移植され、さまざまなプラットフォームでプレイ可能となりました。「原点回帰」をうたった内容で、往年のファンからも高い評価を受ける最新タイトルです。

 主人公が世界を救う「勇者」であるという『ドラクエ』らしい設定が、しばらくゲームから遠ざかっていた層にも改めて受け入れられました。ゲーム画面は3Dと2Dが切り替え可能で、「昔のドラクエらしさ」をより感じられるように演出されています。さらに、『11S』ではキャラクターボイスも追加され、「じゅもんのアクセントが思っていたのと違った」という新たな発見に驚いたファンも多かったようです。

 また、2022年9月15日には、『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン』が発売予定です。「オンラインゲームは苦手」と敬遠していたファンにとっても、『X』が好きなナンバリングタイトル入りするかもしれません。

『ドラクエ』はたびたび、「人生を変えたゲーム」としても語られます。あなたにとって思い入れの深い、「好きなドラクエ」タイトルはどれでしょうか?