出版大手の宝島社(東京都千代田区)は11月4日、セブン‐イレブンとセブンネットショッピング限定でアパレル商品のウインドブレーカーを発売します。今年6月にスタートしたコラボアパレル事業のジャケット、Tシャツに続く第3弾。同社が試着室のないコンビニで服を売ることを可能にした理由とは――。

mozとコラボのウインドブレーカー

 4日発売の防風・撥水ウインドブレーカーは、人気北欧ブランド「moz(モズ)」とのコラボ商品。裏地にポリウレタンをラミネートした防風加工と、50回洗濯しても劣化しない撥水加工が施されているそうです。深めの内ポケット付き。男性用は約240g、女性用は約185gという軽さ。背面ポケットに折り畳んで収納可能。「moz ウインドブレーカー BOOK MEN」、「moz ウインドブレーカー BOOK WOMEN」各3980円(税抜き)。

10日にはルームウェアも発売

 また、10日には人気ブランド「a-jolie(アジョリー)」とコラボした、同ブランド初のルームウェアも発売します。フリーサイズで大人の女性でも着やすいシンプルなデザイン。色はベージュとグレーの2色展開。ふわふわな手触りは「極上の触り心地」なのだとか。「a-jolie ROOMWEAR BOOK BEIGE ver.」「a-jolie ROOMWEAR BOOK GRAY ver.」各4980円(税抜き)。

試着室のないコンビニで…

 コンビニ店頭には、アパレルショップのような試着室はありません。そこで同社が行ったのは、社内メンバーによる試着テストでした。

 「社内のあらゆる体形、年齢の男女15人以上で試着テストを繰り返しました。平均身長のプラスマイナス7cmまでは対応できる着丈や袖丈などを追求し、どんな体形の方でも着られるよう工夫しています」

 「具体的に着用イメージができるよう什器や特設サイト、編集部Instagram、YouTubeで男女の身長別に着用画像を紹介しています」(同社)

 同社公式サイト内にある「a-jolie ROOMWEAR BOOK」の特集ページでは、身長153cmと168cmの2人のモデルが着用し、さまざまなシーンで着こなす姿を80枚以上の写真で伝えています。

シリーズ累計40万着突破

 出版業界初の試みだった宝島社によるコラボアパレル事業。雑誌付録やブランドブックでのノウハウと、全国約2万店舗以上のセブン‐イレブンの販売力により、6月発売の「moz スーパーライトジャケットBOOK」(1990円)は即完売。7月発売「moz LOGO TシャツBOOK」(1490円)と合わせた部数は、シリーズ累計40万着を突破しました。

 前回、前々回の価格は服としては比較的お手頃でしたが、今回は3980円、4980円というお値段。安くてオシャレなプチプラ服に慣れた顧客たちはどんな反応を示すのでしょうか。

 「主要な生活導線であるコンビニエンスストアで展開することで、気軽なタッチポイントを創出し、ブランドアパレルの認知拡大やブランドファン獲得のお手伝いができればと考えています」(同社)。

(まいどなニュース・金井 かおる)