スカイマークは2月に羽田〜神戸間の臨時便1往復の新設を発表しました。臨時便は羽田空港、神戸空港ともに21時台発となり、神戸空港利用者にとっては関東・関西での滞在時間が長くなります。何かと使い勝手が良さそうなスカイマーク臨時便の意義を解説します。

なおダイヤは2024年4月1日からのものであり、新幹線に関しては定期列車のみ掲載しています。

21時台発の臨時便

臨時便は羽田空港発神戸空港行きSKY119便、神戸空港発羽田空港行きSKY118便の計2本です。ただし、毎日運航ではなく、SKY119・SKY118便の運航日は4月1日〜10月26日の月曜日、火曜日、木曜日、土曜日、4月3日(水)、4月5日(金)、4月7日(日)、5月1日(水)です(8月5日は除く)。

ダイヤはSKY119便が羽田空港発21時15分→神戸空港着22時30分です。SKY118便は曜日によって異なります。月曜日・土曜日、4月3日、5月1日は神戸空港発21時20分→羽田空港着22時30分、火曜日・木曜日、4月5日、4月7日は神戸空港発21時50分→羽田空港着23時0分です。

臨時便の設定により、全日空最終便と比較して羽田→神戸便の最終便は45分、神戸→羽田便の最終便は5分(35分)繰り下がります。

関西空港利用よりも大阪市内の滞在時間が伸びる

羽田空港→大阪空港(伊丹空港)便の最終便は羽田発が19時15分、大阪空港→羽田空港便の最終便は大阪発が20時20分です。

羽田空港→関西空港の最終便は羽田発が21時0分、関西空港→羽田空港の最終便は関西発が21時10分です。3月30日までは関西空港発22時25分(ANA100便)がありますが、3月31日以降の全日空の時刻表には明記されていません。

つまり、羽田〜関西3空港(大阪・関西・神戸)間で最も遅い最終便が神戸空港発着の臨時便になります。

次に大阪市内から3空港までの所要時間を比較します。神戸空港へは大阪駅から約1時間、大阪難波駅から約1時間20分です。大阪空港へは大阪梅田駅から約40分、難波駅前からリムジンバスで約30分です。

関西空港へは新阪急ホテル(大阪駅前)からリムジンバスで約50分、難波駅から約40分です。

空港までの所要時間を加味すると、梅田で過ごす場合、火曜日・木曜日、4月5日・7日に限り、神戸空港利用の方が関西空港利用よりも30分ほど滞在時間を延ばせます。また、神戸空港は関西空港よりも規模が小さいため、空港ターミナル入口から搭乗口までの距離が短いこともメリットです。

一方、関東での滞在時間に関して、神戸最終便(SKY119便)は羽田発21時15分、関西最終便(ANA99便)は羽田発21時0分なので、大阪市内への帰宅を基準にすると、それほど変わりません。

神戸市内の滞在なら新幹線と変わらず

東海道新幹線の新大阪発東京行き最終列車(のぞみ64号)は新大阪発21時24分、新神戸駅発東京行き最終列車(のぞみ64号)は21時09分発、東京駅着は23時45分です。

火曜日・木曜日、4月5日・7日ですと神戸市の中心地・三宮の滞在時間は飛行機利用、新幹線利用ともにそれほど変わらなくなります。

一方、東京発新大阪行きの最終列車(のぞみ263号)は東京駅発21時24分・新大阪駅着23時45分、東京発新神戸方面の最終列車(のぞみ95号)は東京駅発20時54分・新神戸駅着23時32分です。

ただし、のぞみ263号は新大阪駅で西明石行き最終列車に乗り換えられるので、まだまだ新幹線利用の方が飛行機利用よりも東京での滞在時間は長い、ということになります。

また、神戸空港のポテンシャルとして指摘したいのが空港ターミナル前にある駐車場です。搭乗者は駐車料金が24時間まで無料で利用できます。そのため、神戸空港利用者の中には自動車利用も多いのが実情です。 

神戸空港は2020年3月から空港の運用時間が7時〜22時から、7時〜23時に1時間延長され、待望の深夜便の設定が可能になりました。神戸空港一利用者からすると、早期の羽田神戸深夜便の定期化を望みたいところです。 

(まいどなニュース特約・新田 浩之)