3度目の緊急事態宣言発令が4都府県に発令され、世の中を沈鬱なムードが覆っていますが、そんなコロナ禍の中、猫のタウザー君(スコティッシュフォールド)が我が家にやってきて10カ月がたちました。8カ月目には無事去勢手術を終え毎日元気に過ごしています。

 コロナで家に居られる時間が増えなければ、猫を飼うつもりはありませんでしたから、まだまだ知らないことばかり。“先輩”であるかまいたちの山内君のYouTubeや愛猫家の方々の御意見を参考に日々勉強させてもらっています。

 例えばご飯。ウェットフードは歯に悪いので、生後12カ月を越えた成猫には出来るだけ食べさせない方が良いのだそう。私もこだわってグレインフリー(穀物不使用)のドライフードを用意したのですが、急に変えると食べないので、1歳まではふりかけの様に上にかけてあげたりして徐々にパーセンテージを上げて食べさせています。猫みんなが虜になる「おやつ」もご褒美程度じゃないとダメなんですね。そう思うと、昔の「ねこまんま」なんて、塩分が高くて今じゃ問題外。よく、あんなモノをあげていたものです。

 目下の悩みはワクチンとマイクロチップ。ワクチンは様々な感染症を予防できる半面、副作用のリスクもゼロではないと。マイクロチップは痛そうですが、災害に遭ってもし飼い主とはぐれても殺処分など最悪の事態を防ぐことができる、メリットの方が多いような。と色々情報を集めている所です。

 私の周囲でもワンちゃんにハリネズミ、モルモット…と、癒しを求めペットを飼い始めた人が続々。もちろん家族として迎えた以上は寿命が尽きるまで精いっぱい一緒に泣いたり、笑ったり癒されたい。「家族」として生活するのが前提ですが、やはり需要が高まっているのでしょう。ペット全体の値段が高騰していて驚きます。

 と同時に「保護猫を」と考える人も増えているのだとか。2018年度の猫の殺処分数は犬の4倍に上ります。猫は半年から1年で性成熟に達し、一度に4〜6匹を産むので野良猫と言われる地域猫はどんどん増えていく。子猫はカラスに狙われることも多いらしく、同じ命なのだから、その子たちを幸せにしたいし、幸せになってほしいと切に思います。

 ただ、ある番組のスタッフは「生後5カ月、血液検査・去勢済み」ということで保護猫を迎えてみたら、5カ月とは思えない大きさで去勢もされていなかったそう。迎える方は善意を頼むしかありません。NPOなどしっかりした団体ももちろんありますが、今後は保護猫の譲渡に何かしらの制度も必要なのではないでしょうか。

 かくいう私も、以前は車のボンネットに残された地域猫の足跡にため息をついていましたが、今はつい、耳に不妊手術済みの証であるV字のカットがあるかどうか確認してしまいますし、雨の日に険しい顔を見ると「頑張って生きて!」と応援してしまいます。我が家もタウザー君がもう少し落ち着いたら、次の家族には保護猫を…と考えはじめました。

 そんな私を見て、相方のモモコが一言、「リンゴに人間の心が戻ってきた」。実はモモコは昔、犬に噛まれて以来の犬恐怖症。だから娘さんに小中学生の頃「犬が飼いたい」と言われてもなんだかんだで引き伸ばしていたらしいのです。でも、私の様子(私自身は何も変わったつもりはないんですが笑)を見て、今は大学生になった娘さんに「犬を飼ってみる?」と聞いたらしい。そしたらなんと娘さんの答えは「もういいわ」。曰く「小中学生の頃に飼いたかった」だそうで、これもまた、巡り会いなんですね。