離婚という二文字が浮かぶこと、そう珍しくはありません。しかし「本気で考えたけど」踏み切れないままモヤモヤと結婚生活を続けている人だって、少なからずいるでしょう。そんな「離婚したいような、したくないような」「離婚できそうだけど、できないんだけど」複雑な気持ちを抱える、ママたちのエピソードを集めてみました。

子どものことを考えると離婚できない

▽ギャンブル癖で金遣いが荒い。でも子どもはパパが大好きで、夫も子どもと遊ぶ時はいい笑顔をする。その週末の風景を見てしまうと離婚の二文字が言い出せない…。(Nさん/37歳)

▽幼なじみはシングルマザーだが、しっかり子育てをしている。でも彼女のようにできる自信が全くない。稼ぎもいいが浮気もしている夫に愛想は尽かしているけど、男の子ふたりの将来を考えると、まだしばらく父親の存在が必要に思えて踏み出せない自分。(Hさん/44歳)

▽ケンカを繰り返す毎日だけど、その都度、娘が泣いて止めに入る。「絶対、パパとママ仲良しでずっと一緒にいようね」と言われると、言わせている今の状況は本来、離婚したほうが結果的に子どもにいいのではと思ういっぽうで、子どもの気持ちを裏切るようなことができないとも悩んでしまう。最後のところで「もうちょっと我慢してみよう」と思ってしまう。(Fさん/32歳)

▽養育費って本当に貰えるんでしょうか。周囲のシングルマザーを見ていると、多くは自分の稼ぎでなんとかしている様子。浮気とか暴力とかではなく、単純に性格の不一致だから夫に落ち度がないといえばない。私の収入だけでは現実的に子どもにそれなりの環境を与えられる自信がなく、それを断行するほどの離婚の理由でもないという結論になってしまう…。(Eさん/45歳)

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…子どもの存在は大きいですね。特に子どもが幼ければ幼いほど、離婚に躊躇してしまう気持ちが大きいようです。また収入という経済面の不安や心配もけっこう大きく影響していますね。

「愛情を感じない」「レスになって長い」でも離婚となると

▽少しずつ何か歯車が狂ってきて、今や家庭内別居の状態。ところがいざ寝室を別にして、互いに子どもを育てる同居人と思ったら意外と平気になってしまった。いつの間に離婚という言葉は出てこなくなったけれど、きっと子どもに本当の愛情を見せてあげられていないことが、いつか何か悪い結果を生むような気がして、時々眠れないほど迷うのですが。(Uさん/39歳)

▽もう5年以上セックスレスです。愛情があるとは今はもう思えないがパートナーシップとして「あり」だと思ってました。でも最近になり酔った夫に「お互いにセフレ持とうよ」と言われ耳を疑った。そんな夫婦のスタイルは望んでないし、その思考回路を考えると離婚がにわかに現実化してきてる。だけど私は実際には離婚に向けて具体的な準備もしていない。ただ頭の中で「離婚してやる!」と毒づいてるだけ…が情けないです。(Hさん/39歳)

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…離婚は結婚以上に体力と精神力がいること。情けなくなりつつも離婚しましょうと口に出せない気持ちも、なんだかわかるなぁと思ったりした私です。

今じゃない!いつか離婚すると思っている
▽ひとり娘ですが小学校5年生。多感な時期で今離婚して名字が変わるのは可哀想に思える。区切りよく、中学入学時に離婚して、実家のある九州へ帰ろうと思っています。(Wさん/40歳)

▽夫は1度転職してからずっと仕事が気に入らず、半年たらずで辞めては別の仕事の繰り返し。私の収入だけでは厳しくて、夫にすすめられるまま義父母・小姑(夫の姉)と同居中。私が夫をダメにしたように責められ続けていますが、孫可愛さで追い出されてはいません。ともかく夫が養育費を払えるとは思えず、今は我慢して私は給料をかなり安く言って家に入れ、あとは離婚後のために必死に貯蓄しています。計画ではあと2年半、その時には思いっきり義父母・小姑・なにより夫に三行半をたたきつけて家を出てやるつもりです。(Yさん/36歳)

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…計画的離婚、こちら案外多いようで。知らぬは旦那ばかりなり、です。

仮面夫婦だとしても「離婚」を選びきれない何か…

▽しょっちゅう離婚を考えているのですが、朝起きてから保育園へ、会社へ、終わったら買い物して保育園へダッシュして…と気づくと1日が終わってる。現実的な離婚手続きができない・する気力がわかないまま、いいのかな、私の人生これで、と、今朝もラッシュの電車の中で思いながら日々過ぎていく毎日です。(Oさん/29歳)

▽妹が離婚していますが、本当に色々と大変そうだった。親権や養育費、マンション処分、半年かかって10キロくらい痩せました。あれを見て、私にできるかなと思ったのが本音。それなら仮面夫婦のほうがラクかも、と感じている私はたぶん、間違っているのですが、踏み切れません。(Mさん/40歳)

▽ものすごく正直に言えば、外資系企業で高収入の夫というブランドが捨てられないのだと思う…。(Aさん/27歳)

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…本当に色々なモヤモヤがありますね…。

妻が本気で怒った時「復讐を甘くみてはいけない」離婚

▽浮気をしているのがわかって探偵を頼んだ。相手は同級生、いわゆる同窓会での焼けぼっくいってヤツですね。報告では彼女は大手企業ビジネスマンとの再婚を控えており、どうも危ない火遊びのようです。夫は真剣なのか遊びなのかはわかりませんが。あと半年で息子は大学を卒業し就職して独立すればひと安心。何もバレてないと思っている夫、昔の彼女といっとき遊んで、しゃあしゃあと我が家に帰れば問題なしと思っているはず、そして戻ってきた時に私が捨てます。(Tさん/48歳)

▽お給料はちゃんと渡してくれるし、子どもの行事にも積極的に参加、外からはいい夫です。でも家では私に対する態度がひどい、モラハラです。私がすでに市役所で離婚届をもらっていること、夫は当然知りません。離婚の裁判になった時のために、彼が酔っ払って私に言葉の暴力をはじめるとスマホで録音していますが、もっと明瞭にするためICレコーダー購入し、将来に備えます。(Kさん/42歳)

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…文春砲なみの怖さですが、そこまでさせる夫の態度や行動こそが問題なのでしょう。

でもじっくり離婚を行動に移す計画をたて、すっかり準備できた頃に「なんとなく、まぁいっかと思ってしまった」「もう、ほんとにいつでも離婚できると思ったら、どうでもよくなってしまった」なんてケースもこれまた案外あるそうなので、夫婦関係って不思議です…。

(まいどなニュース/BRAVA編集部)