千葉県松戸市に住む小学1年・南朝芽(さや)さん(7)が23日に自宅を出たまま行方不明となり、連日捜索が続いていることを受け、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は26日、現地を取材し、当サイトに対して南さんの足取りを検証した。

千葉県警松戸署によると、南さんは23日午前11時半ごろ、母親と自宅近くの公園に行く約束をし、先に1人で自宅を出た。約5分後に母親が後を追ったが、行方が分からなくなり、同日午後3時ごろに110番。夕方、隣接する流山市内の公園から外出時に乗っていたキックスケーターが見つかり、24日午前には公園から約300メートル離れた江戸川の河川敷で南さんの靴と靴下が発見されたという。

県警は24日に南さんが行方不明になっていると発表。捜索は25日から連日、約120人態勢で行なわれている。警察官が河川敷の草をかき分けたり、川の中を確認したりしたほか、小型無人機ドローンを使って上空から情報収集し、小型ボートも投入して水中も捜したが、26日午後の時点で見つかっていない。

松戸署によると、南さんは身長115センチ、やせ型。黒色の短髪で、薄ピンク色の半袖Tシャツ、青色の半ズボン、ピンク色のスニーカーを身に付けていたという。

小川氏は「警察は事件と事故の両面で調べています。複数の防犯カメラには朝芽さんがキックスケーターをこぎながら公園に来る姿が映っているので、流山市の公園までは1人で来たのだろうと思われます。私は当初、本人にとって大切なキックスケーターを公園に置いて、300メートルも離れているとされる河川敷まで歩いて行くのは不自然だと思ったが、現場に来てみると、その公園から河川敷の入口までは10メートルしかないことが分かった。河川敷の入口までは草が生い茂った中にある坂道で、キックスケーターを持って土手に上がることは難しいので、公園にちょっと置いて来ることも考えられなくはない」と指摘した。

その上で、同氏は「ただ、靴と靴下が置いてあった河川敷の場所までは距離があるので、自分1人の意思で行くのは難しいと思われる。誰かに誘われたか、呼ばれるなどして行った可能性もある。第三者が関与して、靴と靴下を現場に置いたということも考えられなくはない」と推測した。

その一方で、小川氏は「1人で行動していて、ちょっと川に入って遊ぼうかと思って間違って転落した事故の可能性も否定はできないが、果たして1人で行ったのかは疑問が残る。台風の影響で水は増えているが、行方不明になった時点ではそこまで増水はしていなかったということで、場所によっては浅い所もあるので入れなくはない。朝芽さんが過去に川に入って水遊びした経験があったかどうか、ご家族に取材して確認したかったが、今はまだそうしたことを話せる状況になかったので、まだ判明していない。早く無事で保護されることを願っています」と付け加えた。