片や「主人公の恋人がスマートフォンを落としたことをきっかけに命を狙われる」という設定がスマホ世代に人気のミステリ映画「スマホを落としただけなのに」。片や電車内で携帯電話やスマホの忘れ物が一向に減らないことに頭を悩ませる阪神電気鉄道。この両者が手を組んだ「お忘れ物防止啓発キャンペーン」が2月1日から、阪神電車の各駅で始まる。

「スマホを落としただけなのに」は志駕晃による推理小説。2018年に北川景子主演で映画化されてヒットを記録し、今年2月21日からは続編「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(監督:中田秀夫、出演:千葉雄大、白石麻衣 他)が全国公開される。

阪神電気鉄道によると、2019年、阪神電車内での携帯電話の忘れ物は前年比74件増の1621件だった。担当者は「お客さまにとっては傘を忘れるのとはワケが違う。我々としても、映画の(恐ろしい)力をお借りして、少しでも数を減らしたい」とする。

キャンペーンの内容は、大きく4つある。

まずは、映画に出演する千葉雄大、白石麻衣によるオリジナル構内放送。大阪難波駅、西台駅を除く阪神電車の全駅で忘れ物をしないよう呼び掛ける放送が流れる。

次に、映画ロゴを掲出した車両(1編成のみ)の運行。2月4日から3月3日まで、車内中吊りをタイアップポスターでジャックした車両を走らせる。運が良ければ出会えるかも…?

さらに、駅トイレの手洗い部の鏡に映画ステッカーを掲出。2月1日から2月末まで、大阪梅田、尼崎、甲子園、御影、神戸三宮、新開地の各駅で実施する(多目的トイレは除く)。

最後に、スタンプラリー。阪神電車の各駅で配布しているリーフレットを入手し、尼崎、西宮、御影の3駅に設置しているスタンプを集めると参加賞(映画オリジナルシール)がもらえる。先着3000人。また、全駅制覇スタンプを押した応募はがきを送ると、Wチャンスとして千葉雄大、白石麻衣の直筆サイン入りポスターなどが当たる。開催期間は2月1日から3月1日まで。

(まいどなニュース・黒川 裕生)