「寒すぎて液晶死んでるけどマイナス22.6℃だと1.5時間で箸上げラーメンが作れるという知見を得ました」というマイナス22度がわかったようなわからないようなツイートが、1.3万のリツイート、3.5万のいいね!と話題になりました。想像の限界超えてるけど、寒すぎるということだけはわかりました!

 ツイートしたのは北海道北見市にある「北の大地の水族館」館長・山内創(@suymuc)さん。リプ欄には「……食品サンプルで あるやつだ。本物の麺で再現出来るとは…、どれほど冷え込んでんだろ( ´ △ `)」「寒すぎると液晶は死ぬということに驚いている。」と寒さに驚く真っ当なもののほか、「北見に住んでいた時、日本酒と酢が台所で凍りました 止せばいいのに洗濯機(室内設置)で漬け置きし、そのまま忘れ、翌々日の夜見たらがっつり凍ってて春まで洗濯できない状態にした腐女子は私です」という理解を超えた極寒地あるある?も。

 山内さんは、箸上げラーメンのメイキング動画を「寒ければ寒いほどワクワクする」と投稿。カップヌードルにお湯を注いでできあがった麺を箸で持ち上げ、その箸を紐で固定して玄関先に放置し「流石に死んじゃうので吊り下げて部屋で待ちました笑」とのこと。完成した箸上げラーメンは、振ってもその姿をたもつほどしっかり凍っています。

 ちなみにそのまま食べると口の中で溶けてまずかったので、レンジでチンしておいしくいただいたそうです。愛知県出身で北海道歴8年という山内さんに聞きました。

 ──なぜ、箸上げラーメンをつくることに?

 数年前に本州在住の友人から要望があり、それを思い出したため実行しました。個人的な楽しみとして投稿した動画に反響がありびっくりしています。

 ──ほかにも透明人間のズボンや髪を凍らせてセットするなど、おもしろいことをされていますが、アイデアはどこから?

 インターネットなどで見聞きしたものをやってみています。透明人間のズボンは濡らしたズボンをピンチハンガーに吊るして形を整えながら凍らせました。人が入ってるみたいにしたくてがんばりました。

 ──楽しんでるのは間違いないと思いますが(笑)、北海道の生活はいかがですか?

 寒さや雪が厳しいときもありますが、それを含めて大自然とともに生きていることを実感でき、本当に楽しいです。

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 全力で寒さを楽しむ館長がいる「北の大地の水族館」は、日本初や世界初の水槽がある知る人ぞ知る淡水魚専門の有名水族館です。SNSには、展示だけでなくクセが強い手作りの説明書きもウケるとたびたび投稿されています。

 山内さんに現在のおすすめの展示を聞いたところ「限定展示であるワカサギの群れ展示が非常におすすめです。常設展示ですと滝つぼ水槽がほかでは見られない角度から見ることができ、水中感を強く感じることができます」とのことでした。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)