愛知県に住む真野さんは、昔、飼っていた白いチワワを思わせる白い子猫が里親を募集していることを知った。「可愛い」と思い、すぐに手をあげた。可愛い子猫だったが、度胸があるのか、先住猫に威嚇されてもひょうひょうとしていた。

■白いチワワの生まれ変わりのよう

愛知県に住む真野さんは、2018年7月、インスタで子猫の里親を募集しているのを見た。その人の家の裏庭で鳴いていたのだが、いつまでも大きな声でニャーニャー鳴いていたので保護したという。生後2カ月くらいだった。

真野さんは、その人が投稿してからすぐに里親になりたいとメッセージを送った。

「昔、白いチワワを飼っていたことがあるのですが、白い子猫は、まるで生まれ変わりのようで、可愛いと思いました」

■ 先住猫ハルちゃんとは、ソーシャルディスタンスを保つ

7月、真野さんは、車で30分ほどの保護主の人のところに子猫を引き取りに行った。子猫は車に乗せてもまったく鳴かず、大人しくしていた。

最初はお試し期間だったが、可愛いから飼うしかないと思っていたという。名前はモモちゃんにした。

真野さんは、ハルちゃんという猫を飼っていたので、最初はハルちゃんを1階、モモちゃんを2階で飼った。1週間後、ケージに入れてモモちゃんとハルちゃんを会わせると、先住猫のハルちゃんがシャーシャー威嚇した。しかし、モモちゃんは肝っ玉が据わっていて、威嚇されても平気。「遊ぼうよ」と近寄って行った。

2、3日でハルちゃんのシャーシャー攻撃もなりをひそめたので、モモちゃんをケージから出したが、2匹は一定の距離を保っていて、ぴったりくっつくことはなかった。ハルちゃんの視界にモモちゃんが入ると、ハルちゃんの猫パンチが飛んできた。不思議なことに追いかけっこはしたという。

■芸のできる猫に

真野さんは友人から、「猫カフェの猫はお手やオスワリができる」と聞いていた。ハルちゃんに教えたところすぐにできるようになったので、モモちゃんもできるようになるかもしれないと思った。

モモちゃんは、1カ月足らずの間にお手やおかわりを覚え、ハイタッチもできるようになった。オスワリは朝飯前だ。

モモちゃんは、ママも好きだが、パパが大好き。帰宅すると必ず出迎えに来てくれて、ごろんごろんと転がって、頭を床にこすりつけたり、顔をなめたりして喜びを表現する。興奮さめやらぬモモちゃんを抱っこすると落ち着きを取り戻す。モモちゃんを抱っこして温もりを感じた時、真野さんの夫は幸せを感じるという。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)