ハルちゃんは、よちよち歩きの子猫の時に水路に落ちていた。強運の持ち主なのか、たまたまその時、水路の工事中で、居合わせた作業員に助けられた。水路の向かいに住んでいた真野さんが、濡れた身体を天日で乾かしていたところを保護した。

水路に落ちていた子猫

愛知県に住む真野さんの家の前には水路が流れている。2017年5月、水路に落ちた子猫を、水路の工事をしていた作業員が見つけて保護し、アスファルトの上に横たわらせて陽の光に当てていた。その様子を見た真野さんは、かわいそうだと思い、「保護してもいいですか」と尋ね、子猫を連れて帰った。

子猫はシャーシャー威嚇していたが、タオルにくるんで抱き上げると大人しくしていたという。家の中に入れるとよちよち歩いていた。

外には戻せない

名前は、春に生れたようだったのでハルちゃんにした。

何か食べ物を食べさないといけないと思った真野さんは、とりあえずチュールを食べさせ、夜に猫を飼うためのグッズを買い揃えた。

「母猫もいないようだし、こんな小さな子猫を外に出すわけにはいかないと思いました」

翌日、動物病院で健康診断をしてもらったが、生後1カ月半くらい、何も問題はなかった。時々ケージから出て、夜はママの腕枕で眠りについた。

お腹をなでてもらうのが好き

ハルちゃんは、喜怒哀楽がはっきりしていて、なでてあげると喜んでお腹を見せる。わざわざ近づいてきて、お腹をなでろと仰向けになるくらいお腹をなでてもらうのが好きだ。ずっとそのままの恰好でいてくれるので、なでているほうも幸せな気持ちになれるという。ただ、抱っこはあまり好きではないので、抱っこをしようとすると「ニャー」と怒る。車も大嫌いで、乗せるとミャーミャー鳴く。庭に野良猫が来るので可愛がると、駆けずり回ってシャーっと言ったり、ウーっとうなったりしてやきもちを妬くそうだ。

真野さん夫妻は、ハルちゃんが来るまでは外出しても時間を気にすることがなかったが、留守番の時間が長くなると心配なので早く帰るようになったという。

ママが帰ってくるとハルちゃんが出迎えてくれる。パパは、後から来たモモちゃんが出迎える。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)