新型コロナの影響で、理髪店や美容院に行くのをためらい、自宅でセルフカットに挑戦してみた方も多かったのではないでしょうか。通販サイト・楽天市場の調査によると、外出自粛が叫ばれていた2020年4月から8月までの間に、散髪用のはさみの売上が前年比で約2倍になっていることが分かりました。そのほか、ブラシやくし、ヘアアクセサリーの伸びが増えているといいます。ヘアケアに対する意識の変化が商品の売上からも感じられるかもしれません。

売上は同期間、前年比で「散髪ばさみ」が97.9%増、「ブラシ・くし」で24.0%増、「ヘアアクセサリー」で19.0%の増加となりました。

子育て中のママをサポートする特典プログラム「楽天ママ割」のサービス利用者向けに行われたユーザー調査によると、外出自粛期間中は、約7割のメンバーがヘアカラー・カットといった美容に関するサービスを利用していなかったといいます。一方、子どもの髪の毛を約4割のメンバーが自分でカットしていたそうです。

同社の担当者によると、調査によって明らかになったママたちの行動を反映するかのように、緊急事態宣言が出された直後は、自宅で伸びてしまった髪を切るグッズの需要が高まっていたといいます。また、社会が日常を取り戻しつつある直近は「ヘアケアやヘアセット・アレンジを楽しむ需要が高まっている」そうです。

最近売れ筋の商品について聞きました。

■散髪ばさみ

普通のはさみと比べて切れ味がよく、前髪や気になった部分をカットできる「すきばさみ」が人気です。カットした髪の掃除がしやすい「散髪用ケープ」や くしのように使える「トリマー」などが比較的上位にきており、簡単にセルフカットできるグッズが現在も人気を集めています。

■ブラシ・くし

直近では、ブラシが柔らかくとかす際にひっかかりにくいものや、音波振動でマッサージ効果が得られるものなど機能性を全面に押し出した商品が人気を集めています。現在の状況下で、美容院などに行くことを控え、髪が傷んでしまった方がケア目的で購入していると推測されます。

■ヘアアクセサリー

忙しくても、すぐに髪をまとめられるターバンタイプのものや、カチューシャなどが人気です。ワイヤーポニーなどトレンドのヘアアレンジが自宅で簡単にできるヘアアクセサリーも人気が高まってきており、注目を集めています。比較的大人っぽい色合いのものが人気を集めており、外出などが徐々に増えてきた中で、服装との相性を加味しているのかもしれません。